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新生会津農林高校の新たな挑戦           福島県立会津農林高等学校

 福島県立会津農林高等学校は、令和5(2023)年の4月に耶麻(やま)農業高校と統合し、新生「会津農林高校」としてスタートしました。本校は、校訓「未来創造」「耕土耕心」「誠実礼和」のもと、会津地区の職業教育推進校として生産科学科、環境科学科、食品科学科、地域創生科を持つ農業系の専門高校です。商品開発を学ぶことで、農業及び農業関連産業のグローバル化へ対応した起業的・創造的な学習に力を入れて取り組んでいます。そんな会津農林高校の教育活動の一端を紹介します。


1 インターネット販売「会農 FARM」販売開始2日目で完売

 今年度から本校独自のインターネット販売「会農 FARM」を開始しました。第1期は令和5年6月1日(木)からスタートし、食品科学(食品加工)科が製造した いちごジャム を25セット販売しました。情報演習の授業では、生産科学(農業園芸)科の生徒がネット販売の仕組みを学習しながら、商品の梱包、礼状やアンケート作成を行い、無事発送を完了しました。
 第2期は、令和5年11月2日(木)~16日(木)に実施します。米、そば粉等を販売予定ですのでお楽しみに!

地元 北会津産の苺「さちのか」と「紅ほっぺ」から作った いちごジャム
食品科学(食品加工)科の総合実習で製造
ジャム用ギフトボックス組み立て中
「これから発送します!」の記念写真

※インターネット販売「会農 FARM」のサイトはコチラ


2 フランス大使館へ訪問

 慶応義塾大学 SFC 研究所が運営する「全国農業高校・農業大学校デジタルコンテスト」のホームページ部門にて、本校のホームページがフランス大使館賞を受賞しました。令和5年6月20日、副賞としてフランス大使館にお招きいただき、生徒7名・教員3名で訪問しました。本校の取り組みを説明しながらフランス大使と交流した後、フランス農業について学びました。大変貴重な機会となりました。

フランス大使公邸にて、大使と交流している様子
フランス大使公邸の庭園で記念写真

※詳細は以下の記事をご覧ください。


3 地域創生科そば食堂「楽々創」10月オープン

 今年度より地域創生科が創設されたことに伴い、令和5年6月に新しい学習棟が完成しました。学習棟は食堂機能も兼ね備えています。10月には地域創生科の授業の一貫として、そば食堂「楽々創(らくらくそう)」がオープンします。「楽しんでそばを創ることで、お客様に楽しさと美味しさを届けたい」という生徒の想いから、「楽々創」と名付けました。今年度はそば食堂を3回開催しますので、ぜひお越しください!

地域創生科1年生 そば授業
美味しいそばを打つため、そば打ち特訓中

※詳細は本校ホームページもしくは会農FARMのサイトをご覧ください。


4 GLOBAL G.A.P. 会農米、NYへ輸出

 本校では、コメ、カボチャ、ソバの3品目で GLOBAL G.A.P. (グローバル ギャップ)取得に取り組んでおり、令和4年9月30日から2日間にわたって、継続認証のための審査が行われました。令和4年12月2日、認証報告会にて農業園芸科の生徒が1年間の取り組みの成果を報告し、無事5年連続で GLOBAL G.A.P. を取得することができました。また、会農米(コシヒカリ)40kgをニューヨークへ輸出しました。令和5年度も GLOBAL G.A.P. 取得に向けて頑張ります。

GLOBAL G.A.P. 継続認証のための審査
コメ、カボチャ、ソバで5年連続 GLOBAL G.A.P. 取得
JAよつばまんま~じゃで開催された GLOBAL G.A.P. 取得米の輸出式


※会津農林高等学校は、県教委公式noteサイトに頻繁に記事を掲載し、農業高校の魅力を発信しています。ぜひ会津農林高等学校のnoteサイトと学校のHPもご覧ください!!


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