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EDIX(教育総合展)に参加してきました

 先日、東京ビッグサイトで開催された「第15回 EDIX(教育総合展)」に参加してきました。

 一番の目的は「教育DXの最新を学ぶこと」でしたが、「STEAM教育のコンテンツ」から、「体育館の熱中症対策」まで、幅広く企業の皆さんのアイディアや製品を見たり体験したりすることができました。

「教育ダッシュボード」の操作体験

 「ダッシュボード」を実装した端末の操作体験をさせていただきました。「ダッシュボード」とは、子どもたちの学習に関するデータや生活や健康に関するデータなどの教育データを集約・可視化し、分析できるシステムです。



「教育ダッシュボード」でできること

 先生方がダッシュボードにあるデータを活用することで、例えば今この瞬間に手を差し伸べるべき生徒を見つけて声掛けをする際の判断材料としたり、個別の学習指導に役立てたりすることができるほか、子どもたち自身も、学習履歴や目標設定の管理により、自分自身の取組を客観的に見ることができるようになります。福島県教育委員会でも、個別最適な学びの実現に向けて、Google Cloud上に教育データのプラットフォームを構築し、ダッシュボードで教育情報を一元的に可視化できるようにすることを目指しています。(具体的な内容は検討中)

県立学校における次期ネットワークに移行とともに
個別最適な学びの実現に向けたプラットフォーム構築についても検討を進めています

校務のICT化が進んでも、教員のハートが大事

 一方で、EDIX会場で他県の先生とこんな話もしました。「データは説得力があるし貴重だけど、私たちの持つ直感も大切にしたい」「データは持っているだけでは意味がない、それをどう使うか私たちの腕の見せ所」
教職は高度専門職であり、先生方は教育のプロです。データを上手に利活用することで、先生方の力がより最大化されていくのだと思いました。