見出し画像

ふるさとを愛する心を育む只見学        南会津郡只見町立明和小学校

 只見町は、平成26年に、自然と文化が共存する地域としての評価を受けユネスコエコパークに登録されました。平成28年には、町内4つの小中学校がユネスコスクールに認定され、ESD教育に取り組んでいます。本校では、「ESD-只見学の推進」を軸に教育活動を行い、子どもたちに故郷只見を愛する心を育むとともに、自立に向かって自分で考え、判断し、行動していく子どもたちを育てていきたいとの願いをもって実践を続けています。本校のESD教育への取り組みの様子を紹介します。

1 只見町の未来のために ~八十里越の過去から未来へ~

 「八十里越(はちじゅうりごえ)の工事現場の様子や働く人たちの思いを知る」「只見町と新潟県燕三条市とのつながりについて学ぶ」をテーマに、5・6年生が、八十里越(国道289号)の工事現場見学や燕三条市の施設見学を行いました。只見町は、古くから新潟県とつながりがあったことを学んだ上でパンフレットを作成し、只見町の魅力を発信するという活動を展開しました。

ヘルメットをかぶり国土交通省職員の説明を聞く子どもたち。
下田郷(しただごう)資料館の見学。八十里越の歴史を学ぶ。
只見の魅力を発信するパンフレットづくり。ゲストをお迎えして助言を受ける。

2 伝統芸能に挑戦

 明和地区で継承されている伝統芸能に「梁取神楽」「小林早乙女踊り」「大倉八木節」があります。これらの伝統芸能に、1・2・3・4年生が地域の保存会の方々と協働しながら挑戦し、伝統芸能発表会を開催しました。

「梁取神楽」に取り組む4年生と保存会の方々。地域のつながり、人間性も学ぶ。
地域の方から「大倉八木節」の指導を受ける1・2年生。
伝統芸能発表会の直前。保存会の方々により衣装の着付け。
「梁取神楽」をやり遂げた4年生。故郷への誇りが生まれた瞬間。
花笠を持って「大倉八木節」を踊る1・2年生。とても可愛らしい。
「小林早乙女踊り」で保存会の方々と一緒に裏方を務める3年生。
3年ぶりに開催された「明和公民館まつり」でも伝統芸能を披露。
子どもたちの活躍で、地域の方々が笑顔に。          

※随時更新しています。ぜひ学校のHPもご覧ください!
 南会津郡只見町立明和小学校