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福島県立博物館 夏の企画展「仕事が仕事をしている仕事―福島のものづくりと民藝―」開催

福島県立博物館では、7月15日(土)より9月24日(日)まで夏の企画展を開催します。
――「仕事が仕事をしている仕事」。
これは民藝運動を主導した作家の一人、陶芸作家・河井寬次郎(1890-1966)の言葉です。
そして会津を訪れた際に書き残した言葉でもあります。
本展では河井の言葉を手掛かりに、手「仕事」のあり方を紐解きながら、そこに込められた「うつくしさ」や「よろこび」を探ります。


手仕事のうつくしさとよろこび

河井は、自分自身の意識や手技による行為を超越した創作として、ものを作り出す「仕事」に向き合ってきました。
しかし、こうした「仕事」観は河井のような作家だけのものではないように思います。
民藝運動の注目を受けた工芸品や日用品、民藝運動とは関わらなかった手仕事の作り手にも、それぞれの「仕事」観があったはずです。
展示や関連イベントをとおして、手「仕事」に込められた「うつくしさ」や「よろこび」を探ります。


プロローグ 「仕事が仕事をしている仕事」

河井寬次郎の「仕事」観を手がかりに、「仕事」とは何かを考えます。

柳宗悦・河井寬次郎 書 個人蔵


福島と民藝

民藝運動の提唱者・柳宗悦をはじめ、河井寬次郎、濱田庄司、バーナード・リーチら民藝運動に参加した作家たち。
福島を訪れた民藝作家の作品から、民藝の美意識を探ります。

会津本郷焼宗像窯にて
後列右から2人目:河井寬次郎、4人目:柳宗悦、
前列中央:宗像窯6代宗像豊意
(1954年5月、宗像窯提供)

民藝運動は福島のものづくりに何を見出し、どのように評価したのか。
彼らの言葉とともに紹介します。

会津本郷 鰊鉢(飴釉) 日本民藝館蔵


暮らすよろこび、作るよろこび

ものとは何か、美とは何か。
暮らすこと、作ること、そこに人々が見出してきたよろこびや美しさを、さまざまな視点からとらえます。

こたつ掛け 福島県立博物館蔵


開催情報

会 期    令和5年7月15日(土)より9月24日(日)まで
観覧時間   午前9時30分より午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
企画展観覧料 一般・大学生1,000円(20名以上の団体は800円)
       高校生以下無料
関連イベント リンク先またはリーフレットよりご確認ください。
休館日    毎週月曜(ただし、7月17日、8月21日、9月18日は開館)
       7月18日(火)、8月22日(火)、9月19日(火)
会 場    福島県立博物館(福島県会津若松市城東町1-25)
主 催    福島県立博物館
 
詳細についてはリンク先(福島県立博物館公式ホームページ)よりご覧頂けます。
▶ https://general-museum.fcs.ed.jp/page_exhibition/special/2023summer
 
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