旬の果物いかがですか?
9月においしい旬を迎える果物といえば、ぶどう(シャインマスカット、ピオーネ、巨峰)、梨(豊水、あきづき、二十世紀)、りんご(つがる)、栗、柿などなど。
猛暑が続いた令和5年ですが、実りの秋の到来です。果物をはじめ、野菜やキノコ、秋の漢字が入っているサンマ(秋刀魚)など、さまざまな食材が旬を迎え、おいしいものを食べる機会が増す、まさに「食欲の秋」。そのような折に福島県庁に来てくれたのは、福島県立福島明成高等学校の高校生。何を持ってきてくれたのか、ご紹介します。
1 その前に。福島県立福島明成高等学校とは?
福島市にある福島明成高等学校は、創立120年以上を誇る農業高校。日々、農業の知識や技術を学びながら、持続可能な農業はもちろん、地域の活性化に向けてさまざまな活動をしています。
その一つが、JR福島駅東口駅前広場にある「花時計」の植え替え。季節に合わせて花時計のデザインを変更。福島明成高校生の栽培した花が、訪れる人を楽しませています。
もう一つが実習を通して収穫、製造した生産物の販売。野菜や草花の苗をはじめ、春のカーネーションや冬のシクラメン、卵やジャムなどを販売することで、地域の方に感謝の気持ちを届けています。
2 愛情たっぷり、甘さたっぷりの果物たち
9月14日(木)に、福島県庁に福島明成高校生が持ってきてくれたのは、メロンと梨(豊水)。梨は、3~4個入り1パックで 500円、メロン(アールスメロン) は1個1000~1500円。昨日、今日収穫したものとのことで、メロンのT字形のへた(つる)も青々としていました。
そしてなんと、果物の食べ頃を見分けるメッセージ付き。メッセージには
とありました。これで食べ頃サインを見逃す心配はありません!さらに福島明成高校の先生から耳より情報も。「食べ頃は、収穫してから1週間くらいのもの。新鮮なメロンは固めで、ヘタ(つる)がピッとたっています」とのこと。メロンの目利きになる日も近い!?
3 福島明成高校生に、突撃インタビュー
せっかくなので、販売していた高校生にいくつか質問をしてみました!!
Q学校で梨を育てるために工夫していることは?
A虫が来ないように、果樹の枝にフェロモンを出す赤いひも(コンフューザー)をかけています。農薬も少し使っていますが、赤い紐はフェロモンなので、虫が増えないだけでなく、果樹に残留する心配がありません。
Q学校の梨のおすすめポイントは?
A3~4個入りで500円と安いことと、水分量も多くて甘いことです。学校で栽培している品種は、豊水と幸水です。
担当がりんごにも関わらず、丁寧に梨のことを教えてくれてありがとう!
メロンには食物繊維、カリウム、ビタミンCなどが、梨にはビタミンB1やアスパラギン酸などが含まれているそうです。おかげで教育庁の職員は、体内の老廃物が出て代謝もUPして、疲労回復が進むはず。それ以上に、高校生の明るく元気な声で、教育庁の全員がエネルギーチャージ完了!!ますます仕事がはかどります(笑)。
なんと、写真を撮っている間に、メロンも梨も売り切れてしまいました!福島明成高校の皆さん、今回買いそびれて、心の中で滂沱(ぼうだ)の涙を流している人(私)のために、また福島県庁に来てください!!
福島明成高校の皆さん、ありがとうございました!!
次回の来庁をお待ちしています!!
福島県立福島明成高等学校のnoteサイトや学校のHPもぜひご覧ください。