地域とともに子どもを育てる 相馬市立山上小学校
相馬市立山上小学校は、相馬市内の西部に位置します。学校のすぐ南側では宇多川が清らかな流れを響かせ、さらにその先には塩手山がそびえ立っています。また時折雉の鳴き声が聞こえてくる、自然豊かな学校です。令和5年度は3名の入学生を迎え入れ、全校児童は20名。保護者も地域の方々も学校に大変協力的で、子どもたちを温かく見守ってくださっています。全校児童はとても仲がよく、学年に関係なく関わりをもつことができています。そんな山上小学校の教育活動の一端を紹介します。
1 相馬土垂(そうまどだれ)を復活させ、守ろうとしています
相馬土垂とは40年もの間栽培が途絶えていた伝統野菜。在来種の里芋で、強い粘りとねっとりとした食感が特徴です。子どもたちが「総合的な学習の時間」で育てていたサツマイモがイノシシに食べられたことが、ことの始まり。「イノシシは里芋を食べない」ということを子どもたちは知り、相馬土垂と出会いました。しかも相馬土垂れは伝統野菜であること、相馬市には伝統野菜が1種類しかないことも知った子どもたちは、「相馬土垂を守らなければ!」と思い、5・6年生を中心に活動を始めたのでした。
2 山上小学校は令和5年度に創立150周年を迎えます
明治6年10月6日創立の山上小学校。児童数は減りましたが、保護者、地域の方々に見守られながら、これからも歩み続けます。
※学校のホームページもぜひご覧ください。
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