見出し画像

第11回特別支援学校作業技能大会を開催しました!(その2)

 令和5年8月4日(金)、ビッグパレットふくしまにて、県内の特別支援学校19校から186人が参加し、4つの作業技能検定(ビルクリーニング、喫茶接遇サービス、パソコンデータ入力、店舗販売)をはじめ、作業製品品評部門やあん摩施術評価部門などで、日頃の学習の成果を競い合いました。
 今回は、あん摩施術評価部門、店舗販売部門をご紹介します。

1 あん摩施術評価部門

 あん摩施術評価部門では、参加者が一人ずつ、3名の審査員に20分間の施術を行い、評価を受けました。日々の学習の力を発揮しました。

今の自分の技術に満足せず、技能の向上を目指す重要性に気づいた。施術者と患者が楽に施術する、受けるためにも支え手が重要であることが分かった。
・他の先生への施術を通して、工夫点や改善点を見つけることができた。
基本的な手技や自分がやりやすい姿勢を見直して今後に生かしていきたい。

出場した生徒の声(一部抜粋)

2 店舗販売部門

 店舗販売は、補充する商品の確認を行い、店長から商品の顔出しの向きについて口頭で指示を受けたり、消費期限の確認をしたりしながら、商品を陳列しました。また、途中でお客様から声を掛けられるなどの場面もあり、実際の場面を想定し、評価表に基づいて、出場した5人の選手がその技術を競い合いました。

・緊張せずにできました。商品の向きを間違えないように気を付けていきたいです。
・本番の方が難しいと思った。店舗での品出しの仕事をしたいです。
・最初は緊張したけど、始まったら緊張がほぐれたのでよかったです。コミュニケーションをとってみんなと楽しく活動したいです。

出場した生徒の声(一部抜粋)

 生徒一人ひとり、自分が出場した技能検定で大きな学びを得ているようでした。その3では、ビルクリーニング、作業製品品評やプレゼンテーション、来場した方々の感想などについて、ご紹介します。