見出し画像

福島県立図書館 本の森への道しるべ「まちづくり・地域づくり」

福島県立図書館では、約120万冊の本を所蔵しています。
そのぼう大な本のなかから、お探しの本を見つけるためのガイドとして、パスファインダー「本の森への道しるべ」を作成しています。
ここでは、「本の森への道しるべ」の中から、調べ物の「最初の一歩」になる資料をご紹介します。詳しい内容は、当館ウェブサイト掲載の「本の森への道しるべ」をご覧ください。

※パスファインダー(pathfinder)とは、特定のテーマについて参考となる文献や情報の探し方をまとめた資料のことです。

本の森への道しるべ(福島県立図書館ウェブサイト)

「まちづくり・地域づくり」より

これまでも各地で工夫が重ねられてきたまちづくり。東日本大震災以降は、復興・防災の観点も加わり、その意味合いがより切実なものになっています。
その場所で生活を営む私たち自身がどんな町に住みたいかを、様々な観点から考えるのに役に立つ本をご紹介します。


まちづくり(総合)

『観光・まちづくりレファレンスブック』
日外アソシエーツ株式会社/編 日外アソシエーツ 2019(請求記号:689.031/ニチ192)
観光やまちづくりについて調べたいときに使える参考図書をまとめています。1,663点の資料のタイトルや目次、内容が確認できます。調べたい項目ごとの索引もついていて、調査する際の入口におすすめです。

『よくわかる最新都市計画の基本と仕組み 新しい「都市計画とまちづくり」の教科書』
五十畑 弘/著 秀和システム 2020(請求記号:518.8/イヒ206)
都市計画やまちづくりについて、基本から解説されています。第Ⅱ部では、環境や防災、歴史など様々な観点からのまちづくりについて紹介しています。各市町村の事例も掲載あり。

『地方創生まちづくり大事典』
竹本 昌史/著 国書刊行会 2016(請求記号:318.6/タマ161)
日本全国の地域活性化の取り組み事例を掲載した事典。地域ごとにまとまっているため地方や県単位で取り組みを調べたい時に役に立ちます。福島県の事例も掲載あり。

コミュニティビジネス(地域社会をデザインする)

『地域バリューチェーン 持続可能な地域を創る』
板倉宏昭,石丸亜矢子/著 勁草書房 2021(請求記号:601.1/イヒ217)
全国23か所で行われている地域ビジネスの成功要因を、価値連鎖(バリューチェーン)で解説しており、図を用いて分かりやすく示されています。

『道の駅の経済学 地域社会の振興と経済活性化』
松尾 隆策,山口 三十四/著 勁草書房 2019(請求記号:601.1/マリ198)
福島県にも多くある道の駅。そんな道の駅の歴史や、経営がもたらす地域活性化について掲載されています。

景観

『まちづくり解剖図鑑』
片山 和俊[ほか]/著 エクスナレッジ 2019(請求記号:518.8/カカ19Y)
まち全体の調査・計画から建物のデザインまで学べるまちづくりを網羅した本です。多くのイラストでわかりやすく解説されています。

地域公共交通

『地方公共交通の維持と活性化』
青木 亮/編著,寺田 一薫[ほか]/執筆 成山堂書店 2020(請求記号:681.8/アマ208)
自動車の普及や人口減少などで維持が難しくなっている地方の公共交通。本書では主に路線バスを用いた政策を行っている市町村の事例を紹介しています。

『モビリティと地方創生 次世代の交通ネットワーク形成に向けて』
切通 堅太郎[ほか]/著 晃洋書房 2021(請求記号:681/キケ219)
地方空港と地方路線の維持についての課題や、地方物流・観光について4部に分けて解説している本です。

その他、本の森への道しるべ「地域25 ふくしまの鉄道 今昔」もあわせてご覧ください。

ユニバーサルデザイン

『トコトンやさしいユニバーサルデザインの本』
宮入 賢一郎,実利用者研究機構/著 日刊工業新聞社 2022(請求記号:501.83/ミケ077/2)
ユニバーサルデザインの基本的な解説から、身の回りの物や公共交通機関などで取り入れる方法などわかりやすく解説されています。

『建築・交通・まちづくりをつなぐ共生のユニバーサルデザイン』
三星 昭宏[ほか]/著 学芸出版社 2014(請求記号:518.8/ミア149)
交通施設や道路、公共建築物などそれぞれに適したユニバーサルデザインを12章に分けて詳しく書かれています。写真や図表も多く読みやすい本です。


(福島県立図書館)
https://www.library.fcs.ed.jp


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!