福島県立須賀川創英館高等学校の福島空港活性化プロジェクト~ほろ苦さと蜂蜜の優しい甘さのバスクチーズケーキはいかが?~
福島県立須賀川創英館高等学校が、福島空港活性化プロジェクト「福島S-HART事業」として、バスクチーズケーキの商品開発に取り組みました!!商品名は「伝右衛門(でんえもん)La BeeNIR(ラ・ビーニャ)」。令和6年2月13日(火)に、この商品を福島空港で販売していること、福島民報社主催の「第9回ふくしま産業賞」において学生銀賞を受賞したことなどを報告するために、須賀川創英館高校オフィス情報科の3年生、校長先生と授業担当の先生が県庁に来てくれましたので、ご紹介します!!
1 「伝右衛門(でんえもん)La BeeNIR(ラ・ビーニャ)」とは
「伝右衛門 La BeeNIR 」は、須賀川で採蜜された「伝右衛門はちみつ」を使用したバスクチーズケーキです。福島空港と須賀川地域の活性化を目指して、「地元の名産を使った商品を作ろう」ということからスタート。須賀川創英館高校と千葉商科大学の高大連携の取り組みの中から生まれ、地元企業のグランシア須賀川CAMERINAの協力を得て完成しました。校長先生から概要の説明と、「須賀川市のふるさと納税の返礼品としても掲載中です」とありました。ほろ苦さと蜂蜜の優しい甘さが引き立つスイーツです。
2 「伝右衛門La BeeNIR」が完成するまで
なんと、3年間かけて完成に至った「伝右衛門La BeeNIR」。完成までの経緯について高校生が話してくれました。
3 商品名の由来は?
商品名の「伝右衛門 La BeeNIR 」。なぜこの名前になったのでしょうか。商品名に込めた意味を高校生が話してくれました。
①ラ・ビーニャとは
スペインのバスク地方でバスクチーズケーキを呼ぶときの名称です。またバスクチーズケーキ発祥のお店の名前としても有名。
②La Viña(ラ・ヴィーニャ)と La BeeNIR(ラ・ビーニャ)
正しい綴りは La Viña ですが、綴りが少し異なることにお気づきですか? 「Vi(ヴィー)」を「Bee(ビー)」にすることで「ミツバチ」に。そして「ña(ニャ)」を「NIR」にすることで「近赤外線(Near-infrared)」を意味する言葉に変えています。近赤外線は、農薬などの毒に侵されたミツバチの生存率を高めた研究があることに由来しています。La BeeNIR にすることで、材料のはちみつとミツバチに対する「愛」が込められています。また「La BeeNIR」については、商標登録済みです。
③伝右衛門とは
明治時代に福島県須賀川市に生まれ、病院の誘致や農業の近代化、産業発展に貢献した橋本伝右衛門のこと。その伝右衛門にちなんで名付けました。
4 大沼教育長からエール
大沼教育長から、「福島空港の利用促進と、福島県や須賀川などの地域活性化を目指して、企業や大学と連携して商品開発に取り組んできたことは素晴らしいことだと思います。連携しながら作り上げるという経験は、将来、他者と協働して進めていく上で必ず生きてきます」と高校生にエールが送られました。
須賀川創英館高校オフィス情報科の皆さん、「第9回ふくしま産業賞」学生銀賞の受賞、おめでとうございます。これからも学校での学びを通して、地域活性化に取り組んでください!!
※「伝右衛門 La BeeNIR 」は、福島空港1階「ふくしま逸品堂」で購入することができます。1個648円(税込)で発売中!!
※須賀川創英館高校のHPもご覧ください。