福島県立美術館 企画展「美をつくし-大阪市立美術館コレクション」開催中
福島県立美術館では、3月21日から「美をつくし-大阪市立美術館コレクション」を開催しています。そこで大阪市立美術館と企画展についてご紹介します。
日本で三番目に古い公立美術館
大阪市立美術館は昭和11年(1936)5月に開館した、日本で三番目に古い公立美術館です。本館建物は戦前の大型美術館の姿をとどめる貴重な建造物として、登録有形文化財となっています。
所蔵作品は、8500件以上。コレクションの多くは、関西を中心に活躍された財界の方々からの寄贈で、日本や中国の絵画・書蹟・彫刻・工芸など多岐にわたります。
大阪市立美術館は開館90周年を前に、令和4年(2022)秋から大規模な改修工事に入りました。この休館の時期に、大阪市立美術館が誇る名品の中から、厳選された約150件の作品を一堂に会してご紹介するのが、今回の企画展「美をつくし-大阪市立美術館コレクション」です。
企画展「美をつくし-大阪市立美術館コレクション」について
歴史の教科書や資料集で見たことのある美術作品の中から、好きな作品を一つ挙げてください、と言われたら、何の作品を挙げますか。
百人のうち一人は(もっと多いかもしれませんが)、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を挙げるのではないでしょうか。もしくは豊臣秀吉像や、殷(商)時代の青銅器を挙げる「歴史通」の方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、上記の作品をはじめとして、大阪市立美術館の珠玉のコレクションが一挙公開となるまたとない機会です。古代中国の美術から日本の近代美術まで、美術的にも歴史的にも貴重な作品が並ぶ、見どころ満載の企画展。ぜひお越しください。
期 間 令和5年3月21日(火)~5月21日(日)
時 間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料 金 一般1,300円、高校・大学生1,000円、小・中学生400円
休館日 毎週月曜日
福島県立美術館のホームページもご覧ください。
https://art-museum.fcs.ed.jp/