「建設業に関する高校説明会」を開催しました!
建設業は、福島県の基幹産業です。社会基盤の整備をはじめ、維持管理、除雪及び災害対応など、県民の安全・安心な暮らしを支えるうえで必要不可欠な地域の守り手としての役割を担っています。そこで福島県では、建設業が持続可能で活力ある産業となるよう、「第2次ふくしま建設業振興プラン」に基づき、建設業振興に向けた様々な取組を行っています。
今年度も、建設業の担い手の確保に向け、建設業に対する理解を深めてもらおうと、普通科の高校生を対象とした説明会を開催しました。今回はその時の様子について、ご紹介します。
1 「建設業の仕事内容に関する説明会」とは
「建設業の仕事内容に関する説明会」は、福島県土木部(建設産業室)が主催して行っています。普通科の高校生を対象にしたもので、建設業の役割や仕事内容などを、建設会社の方のご協力もいただきながら説明します。今年度はこれまでに2校で実施し、福島県立湖南高等学校での実施が3校目となりました。
2 県立湖南高校での説明会の様子
9月14日(木)に、郡山市湖南町にある県立湖南高校で、1、2年生の35人を対象に説明会を開催しました。
主な内容
1 県内建設業の現状について
福島県土木部建設産業室 佐藤 有美子氏
2 建設業の仕事内容説明
(1)「建設業の役割について」
一般社団法人 福島県建設業協会 斎藤 祐一氏
(2)若手技術者からの仕事内容説明
・渡富建設株式会社 一ノ瀬 由斗氏
・渡富建設株式会社 佐藤 正太氏
(3)建設業における女性の活躍
・株式会社関組 二瓶 静氏
・渡富建設株式会社 渡部 智子氏
3 グループ別意見交換
4 質疑応答
開催にあたっては、福島県建設業協会と湖南地区で活躍している建設会社(渡富建設(株)、(株)関組)にご協力いただきました。
建設業の現状や役割についての説明の後、若手技術者の方から担当している現場の紹介をはじめ、仕事のやりがいや魅力、高校生へのメッセージなどを話していだきました。さらに、建設業における女性の活躍の場として、事務や施工管理の仕事も紹介していただき、建設業の幅広い分野の仕事内容を伝えることができました。
建設業の仕事内容についての説明の後は、グループに分かれて意見交換を行いました。
この説明会を通して、高校生が自分の進路を考えるうえで、建設業という仕事を理解するきっかけになったと思います。参加した高校生の皆さんの今後の進路実現を応援しています!!
そして説明にご協力いただいた皆様、ありがとうござました。
福島県土木部では、建設系課程以外の高校生が建設業に興味を持ち、将来の仕事として選んでもらえるよう、普通科の高校生を対象とした建設業の魅力を伝える高校説明会を開催しています。これまでに、湖南高校をはじめ、西会津高校でも開催しました。安全・安心な暮らしを支える建設業。地図に残る夢のある仕事に携わってみませんか。
※福島県土木部建設産業室では高校説明会の他に、小学生向けの現場見学会も開催しています。ぜひHPもご覧ください。