富岡支援学校からふたば支援学校へ 福島県立ふたば支援学校
記事の概要
福島県立富岡支援学校は令和6年4月1日にふたば支援学校に校名を変更しました。これに伴って校章及び校歌についても新たに作成し、4月9日の校名披露式・入学式にて披露しました。
令和6年12月に楢葉町に新校舎が完成し、令和7年1月の3学期からは新校舎での学習が始まる予定になっています。
双葉地区全体の復興と特別支援教育の充実に向けて再スタートする本校について紹介します。
校歌
富岡養護学校→富岡支援学校→ふたば支援学校と校名が変わっていく中でふたば支援学校の校歌としてどのようにしたいかなど教員にアンケートを取りました。そのアンケートを基に東日本大震災等時に本校で教頭を務め、現在も特別支援教育アドバイザーとして勤務している門馬栄先生が地域の中で子どもたちが生き生きと輝く、富岡養護学校、富岡支援学校の思いをふたば支援学校につなぐというコンセプトで作詞をしました。
校章
校章作成に当っては、久之浜町在住の遠藤諭様のアドバイスを受けながら進めました。遠藤様の問いかけに対して児童生徒はイラストや単語、職員は文章化して出し合ったイメージをデザイン化し、徐々に絞り込んで策定しました。
遠足
5月8日(水)に小学部が遠足に行きました。
楢葉町の「福島しろはとファーム」では、サツマイモの苗植えを体験しました。児童9人で210本も植えました。その後「富岡わんぱくパーク」に向かい、お弁当とおやつを食べてから、ボールプールやすべり台といった遊具でたくさん遊びました。
心配されていた雨も降らず、みんなが笑顔で楽しめた遠足となりました。
地域の伝統文化に親しもう
校章作成の際にアドバイスをいただいた遠藤諭様を講師としてお招きして、じゃんがら念仏踊りの体験をしました。1学期に3回行い、徐々に理解を深めることができました。
新校舎建設現場の見学
7月29日(月)に本校職員が、楢葉町に建設中の新校舎に見学に行きました。
1月からの使用に向けてイメージを膨らませることができました。
研修講演会
8月2日(金)に、福島大学の坂本篤史先生をお招きして、研修講演会を開催しました。本校の今年度の校内研究テーマでもある、「個別最適な学び」の充実に向けた授業づくり~児童生徒の主体的な学びの姿を目指して~という内容でご講話をいただきました。子どもを主語とした「学び」を目指して2学期からの授業改善につなげていきたいと思います。