ふくしま教育通信 2024年6月号 Vol.241
はじめに
今月のサムネイル(上の画像)は相馬野馬追執行委員会事務局様よりご提供いただいた写真で作成しました。野馬追、今年もかっこよかったですね。
さて、福島県教育委員会公式noteでは福島県教育委員会の最新記事の下に各学校の新着記事が出るようになっており、各学校の取組を見ることができます。その中で、サムネイルと記事の内容があまり関連のない記事があり、サムネイルにつられて読んでいくと、最後にこうくるか!、となります。サムネイルとまったく関係ない記事なのに、最後まで読んでいくと「それっぽい」。ギャップに萌えて、今日もポチッとスキ(♥)を押してしまう、そんな記事が発掘できてしまう各学校の新着記事。多くの方に注目していただけたらうれしいです。
「リレーエッセイ」
教育庁理事兼政策監 伊藤 賢一(いとう けんいち)
県職員として中間貯蔵施設に携わってきた理事が、お子さんと旅行できるようになり、双葉地区を訪れました。原子力災害伝承館、請戸小学校と震災関連施設を訪れ、「伝承」についての考察と、子どもが小さい時に誰でも経験する「あるある」な話をお伝えします。
「日々の思い」
施設財産室長 小島 哲(こじま さとる)
県の無形文化財の継承のために日々、子どもたちに指導する室長。今年は特別な「アレ」があり、指導に力が入ります。今は指導者の立場ではあっても、自分も小学生の頃には伝承の担い手だった室長が、我が子に引き継ぐ伝統。晴れの舞台の素晴らしい写真をお楽しみください。
「子どもたちが輝くふくしまの学校」
会津若松市立鶴城小学校(かくじょうしょうがっこう)
歴史ある町並みの会津若松市で行われる学習によって培われる郷土愛。その郷土愛あふれる小学生を支える教師も日々、学習し成長しています。ただの「つながり」を求めるだけではなく、そこからの「深まり」を模索しながら前進する地域と児童と教師。お城があるからこその学びと、地域との連携、教師の取組をご紹介します。
福島県立郡山支援学校
教育の原点は特別支援学校にあり。一人一人を見つめ、成長を促す日々の教育活動をご覧ください。ICTを活用してできるようになった視線入力や教室にいない児童・生徒との双方向の授業。毎日の活動を丁寧に模索しながら教育をすすめていくことで見ることのできる児童・生徒の輝く姿が印象的です。
「編集後記」
教育総務課長 柾木 渉(まさき わたる)
私たちがお金をかけずに子どもを育てるのに、最も有効な方法を提案します。誰でもできる、でも、それが一番難しい。教師目線で言わせてもらえれば、これが実践できれば、誰でも「いい親」だと断言できます。そしてこれができれば誰でも「いい教師」になれます。そして必ず「いい子」に育つでしょう。