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【県北地区高校生対象】進路で悩む前に聴いてほしい話X-TALKを開催します!

☆県北地方振興局からのご案内です☆


【開催告知!】

 高校生にとって、「高校卒業後の進路はどうするか」は大きな悩み。やりたいことが見つからない、進路や将来のことを考え始めないと・・・。色々なモヤモヤがありますよね。
 そんな高校生にこそ聴いてほしい、進路の「リアル」・社会人の「本音」を集めたX-TALK(クロストーク)を開催します。
 X-TALKでは、金融や小売など、地元で働く4分野8名の現役社会人をゲストにお迎えし、進路や働くことについての「本音」、現在のお仕事を始めたきっかけや福島にかける想いなどを聴き出します。
 X-TALK終了後は、参加した高校生がゲストの方々から直接お話を聴くことができる相談会も実施しますので、是非、この機会に現役社会人の「本音」を聴き出してください。
【開催日】令和6年12月8日(日)
【会 場】キョウワグループ・テルサホール(福島市上町4番25号)
【時 間】12:30~      受付開始
     13:00~15:00 X-TALK
     15:00~16:00 相談会
【定 員】先着60名 ※参加無料
【申 込】チラシの二次元コードを読み込むか、次のURLからお申し込みください。
【主 催】福島県(県北地方振興局)

【問合せ】事務局(福島民報社広告局企画推進部内)
     電話:024-531-4174
Mail:info-realtalk@fukushima-minpo.co.jp

【開催報告】進路で悩む前に聴いてほしい話 X-TALK聖光学院高校を開催しました!

 県北地方振興局では、管内の高校に出向いて、地元で働くゲストと高校生との座談会を開催しています。
今回、10月31日に聖光学院高校で開催した座談会の様子を一部紹介します。当日は、ファシリテーターに東邦銀行の木村信綱さん、ゲストに福島市で車の販売や整備、移動販売車の制作を手掛けるAutomobile store Anu 代表の斎藤なつみさん、福島市でプラスチックの成形加工などに携わるムネカタ株式会社の服部葵さんのお2人をお迎えして、高校生14人が進路や働くことについての「本音」やきっかけなどを聴き出しました。

1 今のお仕事に携わるキッカケは?


 斎藤さんは会社を立ち上げて経営をされています。服部さんは会社のサラリーマンとして働いています。それぞれ、今のお仕事に携わるキッカケは何だったのでしょうか。

斎藤さん)元々は子ども向けにスポーツなどを教えたいと考えていましたが、会社を立ち上げる前は、中古車販売会社で働いていました。営業やイベント企画、車検など、整備以外のお仕事は何でもやっていましたが、もっと自分らしく働きたいと思って独立を決意しました。独立して3年目になりますが、自分で考えて自分で動いて自分で責任をとる方が自分に合っています。ただ、会社を立ち上げるための準備は大変でした。借りたお金をちゃんと返せるか、とても不安でした。

服部さん)元々は公務員志望でしたが、現在、プリンターや車のプラスチック装備品などの商品を検査して、品質を確かめるお仕事をしています。独自製品を開発することやその技術力、新しいことに挑戦する社風に魅力を感じて入社しました

 お2人とも、高校生の頃に目指していたお仕事とは別の職種で活躍されています。決めていた進路と違った将来でも、現在はとても充実されていると話してくれました。

2 趣味や息抜きは大事!


 それぞれのお仕事で頑張っているお2人ですが、たまには息抜きも大事ですよね。どんな方法があるのでしょうか。

斎藤さん)私は仕事が趣味です。毎日働くことが楽しく、休んでいる時間がもったいないと感じます。ただ、家族と一緒にいる時間は大切にしています。

服部さん)休みの日は、子どもたちが所属するサッカーチームのコーチをしています。子どもたちと一緒に身体を動かすことは息抜きにもなります。

ファシリテーターの木村さん。上手にゲストと高校生をつないでいます。

お2人とも、それぞれ自分なりの趣味や息抜きのスタイルがあるようです。

3 福島で働きたい?働きたくない?


 福島県では、高校卒業後に就職や進学に伴って県外に転出される方が多い状況が続いています。お2人に福島で働く理由を聞いてみました。

斎藤さん)母親がとても好きなので、福島で一緒に暮らしながら働こうと思っています。

服部さん)サッカーチームのコーチをやりたくて地元での就職を選びました。都会にずっといるのは合わず、たまに行く場所です。

参加した高校生からも質問や意見があり、充実した時間になりました。

 お2人とも福島への思いが伝わってきました。なお、参加した高校生からは、

「音楽ライブやイベントが好きですが、県内では大きなイベントが少ないです。首都圏で働いたら、イベントに行きやすくなるので、都会で働きたい」

とのコメントもあるなど、人それぞれ。もしかすると、学生時代などで一度、県外に離れてから福島の良さに気がつく場合もあるかもしれませんね。

4 最後に

 改めての紹介となりますが、進路で悩む前にこそ聴いていただきたいのが冒頭に紹介したX-TALK(クロストーク)。
 金融や小売など、ゲストの方々のお仕事や取組に興味がある高校生はもちろん、どの道に進もうかと迷っている高校生も大歓迎です!
 ゲストの方々の「本音」を聴くことで、働くことについての視野が広がります。担任の先生方、是非、クラスの生徒に声をかけるなど、高校生の背中をちょっと押してあげてください!