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ふくしま教育通信 2023年7月号            Vol.230

はじめに

 皆さんにとっての「昼休み」は、どのような時間でしょうか。
 教育庁の「昼休み」は、とても静か。コロナ禍で「黙食」が推奨されていましたが、5類感染症に移行した今もシーン・・・(「黙食」継続中?)。電話もこの時間はほとんどありません。
 一方、学校の「昼休み」はとても賑やか。職員室は、教科に関する質問をはじめとして、課題の提出、部活動の練習メニューの相談など、生徒の訪問がひっきりなし。ある教頭先生が生徒と向き合う姿勢について、次のように語っていました。「生徒が来たらオレは『あとで』とは言わない。生徒は職員室に来るだけでも勇気がいる。来たら『どうした~?』と声をかけて向き合う」。この教頭先生(専門教科は数学)のところには、生徒たち(早い者勝ち)が質問に来ていました。今日の職員室も賑やかなことでしょう。
 今週から来週にかけて、ほとんどの学校が夏休みに突入します。中学3年生も高校3年生も進路に向けての「勝負の夏」。福島県教育委員会公式noteサイトでは、小中高生に役立つ情報もたくさん掲載していますので、こちらのサイトもチェックしつつ、充実した夏休みにしてください!!

 さて、令和5年4月から福島県教育委員会公式noteサイトにリニューアルした「メールマガジン『ふくしま教育通信』」。
 リニューアル第4回目となる「メールマガジン『ふくしま教育通信』」の7月号の構成は、「リレーエッセイ」「日々の思い」「子どもたちが輝くふくしまの学校」(3校)、そして「編集後記」の6本立てです。ぜひご覧ください。

「リレーエッセイ」                            福島県教育委員会委員 吉津 健三(きつ けんぞう)

 福島県教育委員会の吉津健三委員が執筆。皆さんは「天才」という言葉から何をイメージしますか? そもそも「天才」とは生来的(生まれつき)なものでしょうか? 「天才」と「努力」との関係は? 吉津委員にとっての「天才とは」に思いを馳せながら、ぜひご覧ください。

「日々の思い」                              職員課長 佐藤 敏行(さとう としゆき)

 福島と「ご縁」のある都道府県といえば、どこを思い浮かべますか? 京都府?  和歌山県?  静岡県?  山形県?  青森県?  北海道?  佐藤課長が感じた「ご縁」とはどこで、どのような「ご縁」でしょうか。幕末の激動の時期を生きた人々の「選択や思い」を想像しながら読み進めてください。

「子どもたちが輝くふくしまの学校」                      いわき市立上遠野小学校                               いわき市立入遠野小学校                              福島県立四倉高等学校

 福島県内の各小学校・中学校・高校・特別支援学校の取り組みを紹介する「子どもたちが輝くふくしまの学校」。
 今回ご紹介するのは、いわき市立上遠野(かとおの)小学校、いわき市立入遠野(いりとおの)小学校、そして福島県立四倉(よつくら)高等学校の3校。いわき市立上遠野小学校といわき市立入遠野小学校は、両校とも今年創立150周年を迎える伝統校で、令和6年度には統合して「遠野小学校」となります。福島県立四倉高等学校も、いわき市にある学校で、海まで徒歩圏内という立地を生かすなど、地域に根ざした教育を行っています。3校それぞれが行っている地域や学校の特色を生かした学びとは何か、四倉高等学校の「デュアル実習」とは何か、ぜひご覧ください。

「編集後記」                               教育総務課長 堀家 健一(ほりいえ けんいち)

 「ふくしま教育通信」の最後は、堀家課長の「編集後記」です。仕事でもモノでも「なぜか捨てられない」・・・。そんな方はもちろん、そうでない方もぜひご一読ください。読了後に本当に必要なものを見つめ直すことで、身軽で快適な仕事&家庭生活につながるかもしれません。