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「共に、新たな未来を。 together 〜ふくしまで先生になろう〜」福島県の新任教員からのメッセージ(その2)

  福島県では、急激な社会の変化の中で、「自分の人生を切り拓くたくましさを持ち、多様な個性をいかし、対話と協働を通して、社会や地域を創造することができる児童生徒」を育成するために、学びの変革を実現できる教員を求めています。
 令和6年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験第一次案内(PDF)
 (クリックすると一次案内が開きます)  
   ※ 詳しくは4月下旬に公開される令和6年度選考試験実施要項をご覧ください。

 令和4年度に福島県公立学校に採用になった新任教員からのメッセージ動画。2回目の今回も、若手教員が語る福島県の教員を目指したきっかけや教員としてのやりがい、福島県の教育に対する思いをぜひお聴きください。
 

障がいのある子どもたちの個性や強みを育てたい

 まずは、特別支援学校教諭(地理歴史)として視覚支援学校に勤務する添田奈津子さんです。

視覚支援学校 添田奈津子教諭

 添田さんは、障がいのある子どもたちの個性や強みを十分に育てる仕事がしたい、生まれ育った福島の復興に貢献したいと思い、教員の仕事を選んだそうです。生徒と一緒に悩み考え、できなかったことができたとき、生徒たちと笑い合えることが何よりのやりがいと語る添田さん。現在勤務する視覚支援学校は、入学の背景や障がいの状態が異なるたくさんの生徒たちが学校行事や部活動に一丸となって取り組むのが自慢の学校だそうです。

他県での経験を生かしてふるさと福島の健康教育に貢献していきたい

 次に、養護教諭として南会津町立舘岩小学校に勤務する佐佐木南さんです。

南会津町立舘岩小学校 佐佐木南養護教諭 

 令和2年度まで他県の養護教諭だった佐佐木さん。これまでの経験を生かしふるさと福島の健康教育に貢献したいという思いが強くなり、福島県の教員を志願したそうです。勤務する小学校の児童は素直で一人一人がキラリと光る素敵な個性を持っていると、佐佐木さんは語ります。福島県の教員としての第一の目標は、子どもたちの自己マネジメント力を育み、健康課題の解決、そして未来の健康につなげるサポートをすることだそうです。

中学のとき聴覚障がいのある先生と出会って、耳が聞こえないからこそ伝えられることがあると教わった

 最後に、合理的配慮の申請による選考試験を受験して合格し、平支援学校に勤務する越前由喜さんです。

平支援学校教諭(小学部)越前由喜

 越前さんは、聾学校(現:聴覚支援学校)の中学部に入学し、聴覚障がいのある先生に出会ったことがきっかけで教員を目指しました。先生の姿から耳の聞こえない自分だからこそ子どもたちに伝えられることがあると教わったそうです。十年ほど前から夢見ていた福島県の教員になり、子どもたちの成長と一緒に勉強ができることにやりがいを感じている越前さん。障がいの有無に関係なくスポーツの楽しさを子どもたちに伝えたいと語ってくれました。

 2回に渡りお届けした若手教員からのメッセージ、いかがでしたか?
 「子どもたちの未来は、ふくしまの未来」。福島県の教員を志す方々への情報発信も行ってまいります。