最近、教育庁職員どうしのグループワークがありました。たまたま２０代、３０代の若手男性職員が３人、それに編集者と同年代の男性職員１人の、５人の混成チームでの議論。
（以下、若手男性職員→若、編集者→編）
若「最近まで育児休暇取ってまして・・・・」
編「へえ。」（当たり前のように話題に出るのが新鮮！）
編「福島県の県立高校には、昔、女子校と男子校があったって知ってる？」
若「そうなんですか？」（共学が当たり前だと思ってた！？）
編「結婚して女性の姓を名乗ることに抵抗ある？」
若「別にどちらでも。」
　若手職員との対話を通して、性別に対する考え方に世代間のギャップがかなりあることを痛感しました。

　今では、男女平等が当たり前の時代のはず。でも、こんなふうに日常生活で時折ジェンダーギャップや価値観の違いを感じることってありますよね。
　それは、子どもたちにとっても同様。特に進学や就職など将来の生き方や在り方について真剣に考えようとするとき、その壁にぶつかることが多いのではないでしょうか？

アンコンシャスバイアスはまだまだ残ってる

　アンコンシャスバイアスとは、これまでの経験や知識・価値観から生じる「無意識の偏見・思い込み」のこと。
　「男性なら定年まで働くのは当たり前」「女性は子育てがあるから長く仕事を続けられない」「その職業は男性（女性）がやるものじゃない」といった無意識の思い込みは子どもたちの可能性を狭めてしまっているのかもしれません。

男性・女性の枠にとらわれずに、やりがいや充実感を持って働ける福島県へ

　福島県男女共生課では、「キラっと ふくしま　女性活躍応援ポータルサイト」を立ち上げて、福島県の女性ロールモデルなどを掲載しています。
　家庭や地域で自分らしさを活かしている方々（キラっとさん）を紹介するポータルサイトです。

例えば、こんなキラっとさんが･･･

女性活躍に取り組む企業も紹介。女性が活躍するためには男性の意識改革も重要です。

　皆さんも自分らしく輝く「キラっとさん」の笑顔を見に、ぜひこのポータルサイトをのぞいてみてください。