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県外からの入学生を受け入れている学校を紹介します

福島県の県立高校には、県外からの入学生を受け入れている学校があります。それぞれ特色ある教育活動を展開しておりますので、興味を持たれた方はぜひ記事をご覧ください。

只見高校(普通科)

 「小さな学校の大きな可能性への挑戦」をスローガンとする創立76年の学校です。山村教育留学制度があり、只見町外から只見高校に通う生徒は町から教育支援を受けることができます。「只見高校魅力化プロジェクト」では、只見高校生の学びと暮らしを高校、公営塾、寮が一体となってサポートしています。

 2022年には甲子園の21世紀枠に選ばれ、甲子園で大きな感動を生みました。小さな学校ですが、校内外の豊かな教育内容が特徴です。

川口高校(普通科)

 美しい自然に囲まれた「一人ひとりが光り輝く主人公」となって活躍する学校です。全国130校が参加する地域みらい留学プロジェクト参加校です。所在する金山町の強力なバックアップのもと、町全体が学びの場となっています。

 妖精の里と呼ばれるほどの美しい町、金川町はスキー場、キャンプ場、只見線の撮影スポット、大蛇伝説の沼沢湖など地域の魅力がいっぱいです。全国でも珍しいボート部は美しい只見川を練習場とし、東北大会出場の実績があります。

川口高校生が作成した川口高校の3年間

南会津高校(総合学科)

 南会津地域唯一の単位制総合学科です。「文理探究」「教養探究」「アグリ環境探究」「ビジネス情報探究」の4つの系列で学ぶことができます。地域課題と向き合う探究的な学習活動「南会津学」を展開しています。

 南会津は日本三大祇園祭「会津田島祇園祭」の開催地です。檜枝岐まで足を伸ばせば270年の歴史を持つ「檜枝岐歌舞伎」、さらに足を伸ばせば尾瀬の登山道入り口があり、地域の魅力は全国レベルです。
 学区外から通う生徒のために2023年に新しい学生寮「田島寮」が完成しました。

ふたば未来学園高校(学科)

 東日本大震災からの教育復興のシンボルとして開校し、「変革者たれ」を建学の精神とする双葉郡広野町に所在する総合学科高校です。充実した施設・設備や寄宿舎を有し、「アカデミック系列」「トップアスリート系列」「スペシャリスト系列」の3つの系列で学ぶことができます。
 文部科学省の指定を受け、先進の「未来創造型教育~原子力災害からの復興を果たす グローバル・リーダーの育成~」を展開しており、福島県内にとどまらず、県外や世界にも活動の場を広げています。
 バドミントン、レスリング、サッカー、野球の各競技でトップアスリートや生涯スポーツ社会のリーダーを育成することを目指しています。