皆さま こんにちは!先生方の応援団、教職員相談室 相談員です (^○^)
もうすぐ6月。新年度がスタートしてから2ヶ月が過ぎ、新しい環境にようやく慣れてくる時期です。
一方で、2ヶ月間頑張り続けて、じんわりと疲れが出てくる時期でもあります。それは、子どもたちも、教職員も同じ。
今回は、教職員相談室の福士久子相談員からのメッセージをお届けします。福士相談員からのメッセージは、日々教職員の悩みに向き合っているからこその心温まる内容です。教職員だけでなく悩める大人にエネルギーを与えてくれると思います。
皆さま こんにちは。はじめまして。
私は、教職員相談室相談員の福士久子と申します。
もともとは小学校の教員ですが、現在は、福島県教育庁福利課の所属として、県庁のとある一角で、相談業務にあたっています。この仕事に着いて4年目を迎えました。
私は、教職員の相談員として、県内の幼・小・中・高等学校・特別支援
学校の教職員の皆さんが抱えるお悩み相談を日々、メールや電話、来室の
形でお受けしています。
相談をお受けするだけではなく、時には寄り添いつつも、何か解決の糸口
を見いだせないかと語りあったり、きっと良い方向に向きますよと励ましを送ったり、一番は、目の前の児童生徒に向き合ってあなたらしい素敵な授業をしてほしいと背中を押したり・・と言った具合です。
私の役目は、悩みを抱える教職員の皆さんが教職員たるゆえの最も輝く場面を忘れず進んで行くこと、そして自信をもってあなたらしくいてほしいとの思いを伝えることだと思っております。
先生方の心に少しでも元気の種が息づけばいいなあと願いながら、ここ相談室の椅子に待機しています。
こうした私の思いから、今年度はこんなキャッチコピーが生まれました。
「先生方の応援団!福士です(^○^)」
あれほど悩まされたコロナ感染症もこのところだいぶ落ち着きを見せ、学校教育の活動もコロナ禍以前のような取組が展開されている様子に安堵感と喜びがこみ上げます。現場の先生方や児童生徒、保護者の方々の開放感もいかばかりかとお察しします。
福島市では、先日5月17日、4年ぶりに福島市小学校鼓笛パレードが、沿道行進の形で開催されました。小学校運動会も県内各地で、大きな声援を空高く響かせて開催したニュースがたくさん放映されていました。児童達の満面の笑みとはつらつとした表情に、こちらも晴れ晴れとした気持ちになり心底うれしかったです。
やはりマスクなしの児童生徒の表情をみてとれるのは、教育においてとても大事なことです。それは児童生徒が先生の顔を見る時も同じでありましょう。これまでの3年間を取り戻すかのように、懸命に児童生徒との授業を展開する先生方の姿に、またまた応援の思いしきりであります。
「先生たち 頑張って!」
ああ~、ごめんなさい。ついつい言ってしまうんですね「頑張って」って。すでに頑張っておられる教職員の皆さんだから、ここは「無理せずに」とお声をおかけしたいと思います。
でもでも、頑張り過ぎてしまうのが、先生方、教職員の皆さんです。
私は、そんな教職員の皆さんに仕事のONとOFFをきめて「メリハリ生活を」とお伝えしています。そして、心身の「リセット」「リラックス」「リフレッシュ」の3Rを心がけてくださいと。
先生方が元気であればこそ、児童生徒への教育も充実できるというもの。
何かあったら、いつでもご相談ください。
先生方の応援団 福士です。(^○^)
時期はずれましたが、県庁周辺の桜が実に見事なので皆さんにもおすそ分けです。写真ではなかなか美しさを伝えきれないもどかしさがありますが、ご覧ください。
高校の時、生物の先生から「桜に限らず、植物は、花を咲かせ散っ
たあと、その瞬間から、来年の花を咲かせる準備をするのです。」と
教えられました。1年かけて次の開花の備えをする植物。
我々の教育という仕事は、もっともっと先の児童生徒の姿を描きその
成長を目指して、進めていくものだと思います。
「教育は人なり」の思いを大事に、日々歩まれんことを祈っております。