「ふくしまGIGAスクールリーフレット」について
令和3年度より3年間で推進してきました、「ふくしま『未来の教室』授業充実事業」と「次世代のためのメディアリテラシー育成事業」の研究校の取組内容や有識者からのポイントを、ICT活用面と情報モラル教育指導面の2部構成でまとめました。
学校体制の整備、教育課程への位置付け、授業づくり等にお役立てください。
なお、本リーフレット等は、福島県教育庁義務教育課ホームページから御覧になることができます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70056a/fukushimagiga-leaflet.html
【アドバイザーのみなさんからのポイント】
有識者の方々にアドバイザーとして3年間、御指導いただき取組を進めてきました。その3年間の取組を振り返り、本県の今後のポイントについて記載いただきました。
【2つの事業における研究校の取組】
研究校の実践の一部を紹介しています。詳しくは、義務教育課ホームページで閲覧ください。
実践協力校のICT活用推進のための取組
○意識改革学校 体制づくり
・定期的な「実技研修」と「情報交換」(伊達市立伊達東小学校)
・校務での「日常的な活用」(相馬市立中村第二中学校)
・「ICT活用シート」を生かした授業実践(矢吹町立矢吹中学校)
○教育課程の工夫 保護者との連携
・「タブレットタイム」の設定(古殿町立古殿小学校)
・「情報モラル週間」の設定(南会津町立荒海小学校)
・「持ち帰り学習」の段階的な実施と工夫(いわき市立夏井小学校)
逆引きICT活用授業実践例
○持ち帰り学習(家庭学習)と授業をつなげたい!(北塩原村立第一中学校)
○情報共有や対話をしながら学ぶ授業をつくりたい!(いわき市立内郷第一中学校)
◇全実践協力校によるICT活用シートを御覧いただけます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70056a/mirainokyoushitsu.html
次世代のメディアリテラシー育成事業 研究校の取組
○“かかわり”と“つながり”で紡ぐ
~「湖南ならでは」の情報モラル教育の実践~(郡山市立湖南小中学校)
○ルールからマナー、そしてモラルへ
~表郷小学校「ならでは」「だからこそ」の情報モラルを考える~(白河市立表郷小学校)
○低学年・小学校・保護者との連携を図った情報モラル教育
~「SNSトラブルの回避」と「情報端末の長時間利用の改善」に向けた多様なアプローチ~
(新地町立尚英中学校)
○「何がリスクなの」情報モラル、情報リテラシーの育成
~情報モラル、情報リテラシーをセットで学習し、リスク回避への意識を高める~
(南会津町立伊南小学校)
◇全研究校による情報モラル教育指導事例を御覧いただけます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70056a/jyouhoumoraru.html
【「ふくしま情報モラル診断」の活用】
ふくしま情報モラル診断は、家庭や学校で児童生徒のインターネット利用に関する基礎知識の習得度合いと利用状況を把握し、その向上と改善を図る支援システムです。県内の小中高等学校を対象に運用しています。
本システムは、児童生徒と保護者を対象としたCBTによる診断問題とアンケートの実施により、児童生徒の実態を把握することができ、診断結果をその後の生徒指導に活用することができます。
「ふくしま情報モラル診断(一般用)」は、誰でも繰り返し使用が可能です。ぜひお試しください。
【研究校一覧】
3年間で県内42校において、実践研究を進めてきました。この取組をもとに、地域や児童生徒の実態に応じて自校化をすすめてください。
福島県教育委員会では、子ども達の情報活用能力の育成を図ることができるようみなさんの取組を応援しています。「ふくしまGIGAスクールリーフレット」を学校体制の整備、教育課程への位置付け、授業づくり等に積極的に活用してください。