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【県北地区高校生対象】高校生meet up!進学・しごとのギモン ヒント発見ワークショップ「第6回 理美容」を開催しました!第7回は12月8日 教師。参加をお待ちしています!!

 高校生にとって、「高校卒業後の進路をどうするか」は、人生を左右する大きなもの。就職しようか、進学しようか、進学するならどこで何を学ぼうか、将来の仕事はどうしようか・・・。
 そんな高校生のギモンに「ヒント」を提供するのが、「高校生meet  up!進学・しごとのギモン ヒント発見ワークショップ」。このワークショップは、地域で仕事や活動をされている「センパイ」社会人の方と座談会形式で交流することを通して、高校生が多様なキャリアを見つめ、自分の生き方や将来についての「ヒント」を得ることができるようにしています。

 ワークショップの第6回は「理美容」。11月16日(木)に福島市にある Fukushima-BASE で開催しました。ファシリテーターに福島学院大学教授の木村先生、講師にヘアメイクアーティストのYUIさん、福島市内で理容師として働いている半谷さんのお二方をお迎えして、高校生2人が理美容の仕事についての話を伺いました。
 今回は、この第6回のワークショップの様子をご紹介します!

1 理美容の仕事とは?

(1)理容師と美容師ってどんな違いがあるの?

 知ってそうで、実はよく知らない「理容師」と「美容師」の違いについて聞いてみました。理容師法、美容師法により、できることに違いがあるのだそうです。

(2)ヘアメイクアーティストってどんな仕事?

 それでは、美容師とヘアメイクアーティストの違いは何でしょう?


2 理美容の仕事をするには、何が必要?

 講師のお二方は高校卒業後に理美容学校に進学し、それぞれ理容師、美容師の資格を取得しました。理容師、美容師(ヘアメイクアーティスト含む)になるには、どこに進学して、どんな資格を取ればいいのでしょうか。
 実は、理容師、美容師ともにそれぞれ指定の養成施設で学び、国家試験(筆記と実技)に合格して免許を取得する必要があります。養成施設には昼間(2年以上)、夜間(2年以上)、通信(3年以上)のコースがあるそうです。

 実家が理容の仕事をしていたこと、資格を取って長く働けるところもいいなと思い、理容師になろうと思いました。福島市内の理容学校で学び、理容師歴3年目です。今はジュニアやお子様のスタイリングを中心に、アシスタントとして働いています。この仕事は、経験でしか解決していかない(培えるもの)と思うので、毎日一歩ずつ進んでいきたいと思っています。

 高校時代はいろいろな選択肢を持っていたくて、進路選択はぎりぎりでした。母親が美容師ということもあり、そのとき自然に選べることを選びました。進学した福島市内の美容学校は、少人数制でマンツーマンで教えてもらえて、土日は休みの良い期間でした。  
 働き始めると夜遅くまでの下積みがあり、そこで踏ん張れるかが大事。「シャンプー上手いね」と言われると「美容師の一員なんだ」と思い、3年くらい経つといろいろ任されて、「楽しい」「頑張れる」と思えます。
 美容師として働く中でヘアメイクの楽しさを知り、今はヘアメイクアーティストとして働いています。美容師の資格があれば美容室で働くだけでなく、ブライダルや成人式、七五三、テレビ局など様々なシーンで活動できます。

参加した高校生から、「(美容師は)つらいことが多いと思っていたけれど、それを乗り越えると『楽しい』と思えると聞き、興味を持った」、「美容師になるかヘアメイクアーティストになるか悩んでいたけれど、専門学校に行ってからでも大丈夫だと知って、安心しました」との声が。  


3 理美容の仕事で大切にしていること

 講師のお二方に、お客様の髪の毛を預かる上での「責任感」や「やりがい」、「技術力」と「センス」についても聞いてみました。

 美容室で働いていた時よりも、今(フリー)の方がお客様の反応を直に味わうことができます。「期待されるその上をいかないといけない」と思っています。
 最初からセンスがいい人ってそんなにいません。中には、カリスマみたいな人もいるけど、がむしゃらに努力できる人の方が報われると思う。忍耐力が大切。

 まだ未熟なのでヘコむこともありますが、あきらめずに「次に!」という気持ちでステップアップを目指しています。ステップアップと責任は同時に、そして一生ついてまわる仕事だと思っています。
 まずは技術が先でその先にセンスがあるセンスは一言で言うと「自分のいいところ」。パッと目を引くものだけがセンスではなくて、「この人はこういう特徴だから、こう良くしよう」と思うところにセンスが出るのでは。その気持ちを「センス」と言ってくれたら嬉しい。

ファシリテーターの木村先生から、「目標を決めて頑張るのも大事」だし、「今の状況の中で最大限を選んでいくのも悪くない。目の前にあることも大事にして、悩みながら成長してほしい」と温かい声援が。講師の方からは「私達が高校生の時には、大人と話すことがなかった。こうして参加しているお二人は、将来を決めた時にきっと強いと思う」との言葉も。高校生へのエールですね!


4 座談会形式とは?

 講師の方を囲み、ほのぼのとした温かい雰囲気で、高校生からの素朴なギモンに講師が答えるという形式です。
 講師とファシリテーター(進行役)の話を聞いているだけでも参考になる、聞きたいことがあれば自由に聞ける、始まってしまえばあっという間の90分です。

5 第7回は教師

 「高校生meet  up!進学・しごとのギモン ヒント発見ワークショップ」の第7回は「教師」。12月8日(金)に Fukushima - BASE(福島学院大学の隣)で開催します。小学校の先生、高校の先生のお二方から 「ホンネ」の話を伺うことができる、またとない機会です!
 教師の仕事に興味のある高校生はもちろん、どの道に進もうか迷っている高校生も大歓迎。
 担任の先生方、ぜひクラスの生徒に声をかけるなど、高校生の背中をちょっと押してあげてください(先生の一言が、高校生にとっては大きな力になります)。

第7回 教師
 開催日:令和5年12月8日(金)
 時 間:17:15~18:45(受付開始17:00~)
 場 所:福島市(Fukushima - BASE)
 対 象:県北管内の高校生 先着12名
 講 師:鈴木 麻友美(高等学校教諭(地歴公民科))
     伊藤 絵美(小学校教諭)

 その道で働いている方からの話を通して、自分の進路について考えることのできる機会です。下のチラシの二次元コードまたは下記のフォームからぜひお申し込みください!!


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