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「福島県版ICT活用ハンドブック2022」冊子版を作成しました。

 令和4年度12月の中央教育審議会の答申を受け、文部科学省から、「令和の日本型学校教育」を担う教師に共通的に求められる資質能力の一つとして、「ICTや情報・教育データの利活用」が示されました。ICTの進展により大きく変化する社会の中で、児童生徒一人ひとりに情報活用能力を身に付けさせることは、ますます重要になっています。また、教師や児童生徒がICTを活用して学ぶ機会を効果的に授業に取り入れることにより、児童生徒の学習に対する意欲や興味・ 関心を高め、「主体的・対話的で深い学び」を実現することが求められています。

 福島県教育委員会では「全ての子どもに必要な資質・能力を育成するため、一方通行の画一的な授業から、個別最適化された学び、協働的な学び、探究的な学びへと変革する”学びの変革”」を掲げています。
 学びの変革とは日々の授業実践の延長線上にあるもので、ICTを活用することで更に豊かなものになる可能性があると考え、令和4年10月に「福島県版ICT活用ハンドブック2022」を作成しました。学びの具体的な場面におけるICT活用事例やICT活用スキルの習得状況を確認できるICT活用スキルチェック表等を掲載しています。

 このたび、日々の教育活動の中で、あらゆる場面で手に取って参考にしてほしいことから、「福島県版ICT活用ハンドブック2022」冊子版を作成し、県内公立学校の全教職員に配布しました。
 ICTを活用することで、文字情報だけでは「理解しづらいこと」や「伝えづらいこと」が、画像や動画などを使って視覚や聴覚に訴えかけることで理解しやすくなったり、遠くにいる人とオンラインで繋がったりと、今までではできなかったようなことが可能になり、児童生徒も教師も楽しみながら効率的な学習を進めることができます。
 Society5.0と言われる超スマート社会を支える子どもたちの資質・能力を育むために、この「福島県版ICT活用ハンドブック2022」を活用してICT活用指導力を伸ばし、学びの変革を進めましょう。

福島県版ICT活用ハンドブック2022掲載Webページ
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/icthandbook.html

「令和の日本型学校教育」を担う教師に求められる資質能力については、文科省のnoteサイト「ミラメク」の記事をご覧ください。


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