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全国中学校体育大会のバドミントン大会で福島県立ふたば未来学園中学校が男女ともに団体戦で優勝!!

 10月10日(火)、福島県立ふたば未来学園中学校が、全国中学校体育大会第53回全国中学校バドミントン大会で、男子も女子も団体戦で優勝したことを報告するために、中学生5名が校長先生と顧問の先生と共に県庁に来てくれました!!今回は、全国中学校バドミントン大会の結果とともに、中学生が全国大会や学校生活などについて話してくれましたので、ご紹介します。

1 第53回全国中学校バドミントン大会の結果

 今年の全国大会は、8月20日(日)~8月23日(水)に高知県立春野総合運動公園体育館で行われました。ふたば未来学園中学校バドミントン部の試合結果は、次の通りです。
男子団体戦 優勝
女子団体戦 優勝
男子ダブルス  優勝  宮下翔伍・増田遥
        第3位 品田莉希・植木伸弥
男子シングルス 優勝  山城政人
女子ダブルス  優勝  畠山想来・溝尾花奈
        準優勝 山北莉緖・芳賀凜歩
        第3位 上野優寿・伴野碧唯

高知県で開催された全国中学校バドミントン大会にて


2 全国中学校バドミントン大会のトピックス ~男子の場合~

 男子団体戦において、ふたば未来学園はすべて2-0のストレート勝ちで優勝を収めました。決勝戦の相手は、準々決勝で埼玉栄、準決勝で青森山田と次々と強豪を破り、初の決勝進出で勢いに乗る福岡の能古賀クラブ(今年度からジュニアクラブの参加可)。中学日本一を決める決勝で、昨年度王者のふたば未来学園は、ゲームで先制して主導権を握り2-0で勝利。2年連続で優勝を果たしました!!

 全国大会という緊張する中で、チームの一人一人が自分のプレーを出すことができて良かったです。

男子主将より(一部抜粋)
昨年も全国大会に出場した3年生ですが、出場経験があっても全国という舞台は緊張するとのこと。チームのテーマは「スーパー全力の夏にしよう」。何事もスーパー全力で取り組んだそうです。


3 全国中学校バドミントン大会のトピックス ~女子の場合~

 女子団体戦において、ふたば未来学園はすべて2-0のストレート勝ちで優勝を収めました。決勝戦の相手は、一昨年、昨年と2連覇中の青森山田。東北の学校同士がぶつかる決勝戦となりました。両校は互いの力と技をぶつけ合い、先にふたば未来学園がゲームを先取して2-0で勝利。令和元年度以来の優勝を果たしました!!

 全国大会で優勝できず昨年は悔しい思いをしたので、「一人一人が日本一をとる」という気持ちで試合に臨みました。

女子主将より(一部抜粋)


中学3年生にとって、全国中学校体育大会に出場できるのは今年が最後。「自分たちにとってラストの年に優勝したいと思っていました。チーム一丸となって戦えました。」と話してくれました。


4 ふたば未来学園中学校での生活は?

 中学生ですが、親元を離れて寮生活を送っているふたば未来学園中学校のバドミントン部の選手たち。では、憧れの選手、学校や寮生活についてはどのように思っているのでしょうか。

・目標として憧れているのは渡辺勇大選手です。高校では、ダブルス中心にプレーしつつ、シングルスでもプレーしていきたいです。
・寮生活では、今まで親がやってくれていたのを、いざ自分でやることになって、やり方や時間配分に戸惑いました。練習の取り組みやコンディション作りにも関わってくるので、(自分で行うのは)難しかったです。
・学校は大きくてきれいで、施設や設備が整っていて、中高一貫であることがすごいなと思いました。またインドネシア出身のコーチがいるので、他の学校とは違うと思いました。ふたば未来学園が日本一の学校で、自分の尊敬する先輩もいたので、将来の夢を達成するためにこの学校にしました。

中学生より(一部抜粋)
大沼教育長の「次の目標は?」との問いに、国際大会での優勝と答える中学生。


5 大沼教育長からエール

 全国中学校大会で、男子は団体戦、ダブルス、シングルスすべてで優勝、女子は団体戦とダブルスで優勝を収めたふたば未来学園。大沼教育長から「チーム作りで大切にしていることは何ですか?」との質問に、顧問の先生が次のように話してくれました。

 全国中学校体育大会は、高校生にとってのインターハイ、選手にとってのオリンピックのように、中学生が全力で臨んでくる大会です。大一番で勝つのは並大抵ではありません。チーム作りで大事にしていることは、チャレンジャー、挑戦者であることです。それも、ただの挑戦者ではなく、毎年最高のチャレンジャーであること。連覇は意識せず、その年、その年の勝負を最高のものにしていきたいというモットーを掲げています。

ふたば未来学園中学校の顧問の先生より(一部抜粋)

 最後に大沼教育長から、「(震災前に)富岡にいたときからずっと強豪校として頑張ってくれたこと、伝統を受け継ぎながら活躍し、その名を全国に轟かせてくれたこと、うれしく思います。チームの目標に向かって皆さんが努力してきたことが一番ですが、それと共に、周りの人たちの支えあってのことというのを頭に置いて競技に向き合ってください。」とエールが送られました。

大沼教育長から、「男女そろっての優勝は4年ぶり2回目で、本当に素晴らしい」との言葉が。

 ふたば未来学園中学校バドミントン部の皆さん、全国大会において男女ともに団体戦での優勝、おめでとうございます。これからも謙虚に貪欲に突き進んでください!!

※ぜひふたば未来学園中学校・高校のnoteサイトとHPもご覧ください。