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探究活動で聖光学院高校の生徒が制作した短編映画「ワンダテフルライフ(DATE CITY)」

 福島県伊達市にある私立聖光学院高校には、令和4年4月に開設された普通科進学探究コースがあります。このコースでは、 学校設定科目である「探究」の時間を利用し、VUCA時代を生き抜く力を養うため、様々な活動を通して、「正解」のない時代だからこそ自分なりの「成解」を導き、 それぞれが考える幸せな生き方を育む教育活動を行っています。
 伊達市をフィールドにして、様々な探究活動に取り組む進学探究コースの生徒たち。
 実は、このコースの生徒たちが、伊達市の事業である「伊達なミライ創出プロジェクト」において、伊達市の人口減少に向き合い、短編映画の制作に取り組みました。2050年のダテシのミライを高校生らしい斬新な視点で捉え、制作したオリジナルストーリーです。なかなかのクオリティーです。探究活動は「①課題の設定」「②情報の収集」「③整理・分析」「④まとめ・表現」のプロセスをとりますが、「映画」を表現の手段にするところがとても面白いですね。

”ワンダテフルライフ”~あらすじ~
 2050年。空間や時間の制約から解き放たれた世界。国としての人口の概念をなくし、4年に1度開かれる世界会議のプレゼンテーションによって、全世界の人々が魅力を感じた”マチ”に自由に住むことが可能となった。 4年前の世界会議のプレゼンテーションに大敗を喫してしまったマチ、それが“ダテシ”。それでも“ダテシ”を選択した高校生。 野球ができる人口さえいなくなってしまったダテシで、カイ(主人公)の「野球がしたい」という純粋な思いから、ダテシ代表として世界会議に挑戦することとなったカイ達。 万全の体制で臨むはずだった世界会議当日。予期せぬアクシデントが彼らを襲う。 果たしてダテシの運命は。 そしてカイの「野球がしたい」という想いは世界の人々に届くのだろうか。

伊達市公式YouTubeチャンネルより

  聖光学院普通科進学探究コースでは、探究活動の様子を随時noteで発信しています。福島県の高校における探究活動の参考にもなりそうです。ぜひのぞいてみてください。