令和5年度福島県教職員研究論文特選入賞者表彰式
令和6年1月5日(金)、福島県庁西庁舎の教育委員室において、令和5年度福島県教職員研究論文特選入賞者表彰式を開催しました。
福島県教職員研究論文の募集は、教職員の自主的な研究を奨励することによって、研究意欲や専門性を高め、教職員一人一人の資質の向上を図ることを目的として実施しています。
今年度は52回目の募集となり、教育課程、教科指導、学校保健、特別支援教育など、様々な教科・領域にわたる論文が28点寄せられました。
今年度の特選受賞校、受賞者は以下のとおりです。
○天栄村立天栄中学校 (代表)校長 濱津 太
「探究的な学びを通して、夢の実現に向かう生徒の育成(1年次) ~「『天栄ならでは』の教育」を目指して~」
○棚倉町立棚倉小学校 (代表)校長 藤田 篤
「なりたい自分になるために学び続ける児童の育成 ~肯定的・対話的な関わりによる教育課程の実践を通して~」
○南会津町立南郷小学校 教諭 横田 みなみ
「開かれた特別支援学級から自分らしさを大切にする児童を育てる ~ICFの考え方に基づいた個人因子と環境因子へのアプローチの視点から~」
○猪苗代町立猪苗代中学校 養護教諭 松本 冴加
「レジリエンスを身につける生徒の育成 ~保健室での個別指導と集団指導を関連させたメンタルヘルス教育を通して~」
大沼教育長から、お一人お一人に対し、労いと称賛の言葉がありました。また、学校全体としての研究実践の体制づくりや、研究のきっかけ等について懇談がなされました。
先生方の努力が、児童生徒の資質・能力の育成に確実に結びつきます。次年度もたくさんの募集をお待ちしております。
なお、特選を受賞した論文については、「令和5年度福島県教職員特選研究論文集」として、2月ごろに福島県HPに掲載する予定です。ぜひご覧ください。