JICA海外協力隊現職教員特別参加制度2024年度派遣参加教員による教育長表敬訪問
この度、福島県立清陵情報高等学校の千葉尚美(ちばなおみ)教諭が今年8月から令和8年3月までJICA(国際協力機構)の海外協力隊現職教員特別参加制度を利用して、モンゴル国へ派遣されることとなりました。また、千葉教諭は福島県の「うつくしま国際協力大使」として委嘱されました。
8月からの派遣を前に、二本松青年海外協力隊訓練所の柳竜也所長とともに教育長を訪問し、抱負を語りました。
教育長 高校教諭として学校での教育活動に携わっている中、海外協力隊
へ参加しようと思ったきっかけは何ですか。
千葉教諭 学校に掲示されていたポスターで、JICA海外協力隊現職教員特別
参加制度について知り、ぜひ参加してみたいと感じ、思い切って
応募しました。
教育長 千葉先生は音楽の教諭として、派遣先での協力活動において、こ
れまでの教育活動で得た経験をどのように活かしていきたいです
か。
千葉教諭 モンゴルでの配属先には、6歳から18歳までの子供たちが生活
していると聞いています。音楽の授業やイベントなどを通して、
音楽の力で子供たちの主体性をより一層引き出せるような活動を
心がけたいです。
教育長 千葉先生のお話を聞き、本当に頼もしく思いました。千葉先生な
ら大丈夫です。ぜひ、福島県の高校教員の代表として、これまで
の教育活動で得た経験などを生かして、健康にも気を配りながら
十分に力を発揮してください。1年半後に、また会う日を楽しみ
にしています。
帰国後、学校現場に戻った際は、自身と異なる文化や価値観を理解して活動するということが具体的にどういうことなのか、国を超えても普遍的な考えとはどういうものなのかを伝えていきたいとのことです。
派 遣 先 モンゴル国 ダルハンオール県 ダルハン市
配 属 先 太陽の子供たち(NGO孤児院)
※配属先は、日本モンゴル友好ハッピー協会(会津若松市)と
交流がある。
職 種 青少年活動
派遣形態 現職参加
活動内容 配属先の孤児院において、入所している6~18歳の青少年に、
音楽指導や日本文化・日本語教育、施設内外での各種イベント
の参加・企画・実施を行う。