福島ロボットテストフィールド(RTF)で、近未来のロボット技術に触れる
南相馬市原町区の南相馬市復興工業団地にある「福島ロボットテストフィールド(RTF)」は、福島イノベーション・コースト構想※に基づき整備された陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点です。広大な敷地における研究施設では、災害現場など実際の使用環境を再現しており、ロボットの性能評価や操縦訓練等ができる世界に類を見ない施設です。2023年1月時点で17の企業や大学の研究室が入居し、ロボットの社会実装に取り組んでいます。
ロボット産業の発展を担う人材育成の取組
福島ロボットテストフィールド(RTF)では、ロボット関連産業の発展を担う次世代の人材育成及びロボットの社会受容性の向上のため、ロボットの一大開発実証拠点であるメリットを活かし、対象に対してロボットに触れる機会や場の提供等を行っています。
ロボット・プログラミング体験会や出前講座(いずれも福島県内の小中学生対象)や学校単位での見学(施設等概要説明及び研究棟見学)を行っています。いずれも事前の申込みが必要ですので、以下のホームページを確認してください。
福島県内の学校がロボットの技術について学んでいます
今年度もすでに、福島県内の子どもたちがRTFでロボット技術について学んでいます。
4月25日は、本宮高校の生徒が福島ロボットテストフィールドに見学に来て福島発のロボット技術について学びました。
また、現在、南相馬市立原町第二中学校の生徒たちが製作したダンボール製のロボットも展示中とのことです。ダンボールと侮るなかれ。かなり精巧なロボットですよ。
福島ロボットテストフィールドのフェイスブックもぜひご覧ください。
近未来の社会がそこに
福島ロボットテストフィールドにおけるロボットの実証実験の一例も紹介します。
動物のように自然な四足歩行をするロボットや・・・
水素燃料電池ドローンによる実証実験など
この福島ロボットテストフィールドから、近未来の社会で使われるであろう様々な種類のロボットが実用化に向けて研究開発されているのです。