福島県立博物館 テーマ展「美しき刃たち 会津編」開催中
福島県立博物館では、2018年から毎年刀剣の魅力をお伝えするテーマ展「美しき刃たち」を開催しています。テーマ展として4回目となる今年度は、会津の刀匠たちによる作を展示しています。
刀の美しさが際立つ空間とともに
今回のテーマ展の見所の一つは、初公開となる会津の名工、初代三善長道の刀です。個人の方からお預かりした刀で、「戊辰戦争の際に、群馬に来た会津藩士から故あって譲られた」と伝わっています。150年の時を経て会津に戻ってきた刀の初展示となります。
また、幕末に活躍した新選組副長の土方歳三が愛用したことでも有名な、十一代古川兼定の刀剣も展示しています。
その他、近年寄贈され、今回初披露となる会津道辰の刀など、会津を代表する刀工の刀をはじめ、関連する刀が11振ならびます。刀の美しさが際立つ黒を基調とした空間で、心ゆくまでお楽しみください。
テーマ展「美しき刃たち 会津編」の開催について
期 間 令和5年4月2日(日)まで
時 間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料 金 大人・大学生280円、高校生以下無料
休館日 毎週月曜日、3月22日(水)
福島県内でも抜きん出て刀匠を多数輩出した会津の魅力をたっぷりとご堪能ください。詳しくは、福島県立博物館のホームページをご覧ください。
https://general-museum.fcs.ed.jp/page_exhibition/theme/2022_07