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第48回全国高校総合文化祭 優秀賞文化庁長官賞受賞                                            安積高校 会津学鳳高校

 令和6年10月7日(月)、安積高校の五十嵐 瑛汰さんと宗像 真冴さん、会津学鳳高校の大河原 大翔さん、七海 篤史さんが教育長室を訪問し、第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会優秀賞文化庁長官賞受賞を教育長に報告しました。

 安積高校は、物理分野の研究発表において「スマートフォンはなぜ画面を下にして落ちるのか」、会津学鳳高校は生物分野のポスター発表部門において「アラニナト銅水溶液中に生じた赤色薄膜の物質同定と生成過程の解明」という発表演題での受賞となりました。会津学鳳高校の生徒は溶液中にできる赤色の薄膜の解明と生成過程について教育長に説明しました。その場にいた一同には少し難しい話でした。安積高校の生徒はスマホを2000回近く落として実験した、と話しました。こちらは状況はわかりやすいのですが、式を見るとやはり、難しい内容でした。

 文化庁長官賞を2校が受賞するという快挙に教育長から「福島の誇りであり、理数教育に対する関心が高まるきっかけになる」と、生徒たちの地道な研究に対するねぎらいの言葉がありました。

 安積高校からは森下校長と顧問の千葉教諭、会津学鳳高校は吉田校長と顧問の遠藤教諭、福島県高等学校文化連盟会長の安積黎明高校黒川校長が同行し、喜びを分かち合いました。

 今回の受賞は素晴らしいことです。受賞者は氷山の一角で、福島県には多くの科学者の卵が潜んでいると感じました。今後もどんどん殻を破って活躍してくれることを祈っています。