見出し画像

令和6年度ふくしまっ子ごはんコンテスト最終審査会                    子どもシェフたちの熱戦の様子をお伝えします。

 福島県教育庁健康教育課では、献立の作成や食材の準備、調理等、ごはんを主食とした一連の食事作りを通して、生活習慣の改善や朝食摂取を基本とした望ましい食習慣の形成を図るとともに、米を中心とした日本型食生活や地場産物について関心を高め、未来を担う健康でたくましいふくしまっ子を育むことを目的に「ふくしまっ子ごはんコンテスト」を実施しています。今年で16回目の開催となります。
 令和6年10月14日、公益財団法人福島県学校給食会において応募のあった17,401点の中から一次審査、二次審査を経て選ばれた小学校上学年の部5名、中学生の部8名が最終審査会に臨みました。最終審査の様子と作品を紹介します。

【小学校上学年の部】

~審査の様子~

 最終審査会では、「朝ごはん」を1時間で作ります。時間制限のある中、食材はもちろん、 調理器具の衛生についてもきちんと考えることが求められます。子どもシェフたちの集中力が研ぎ澄まされていく中、みんな手際よく真剣に調理していました。

~作品~

 小学生の思いのこもった「朝ごはん」が完成しました。旬の食材を使って栄養バランスから盛り付けにいたるまで子どもシェフたちの並々ならぬこだわりが伝わります。
 どれも1日のスタートを切るのにぴったりな朝ごはんです。

【中学生の部】

~審査の様子~

 中学生の部では、「お弁当」を1時間で作ります。小学生の「朝ごはん」とは異なり、汁物は含みません。旬の食材、地域の食材を使ったお弁当の出来上がりが楽しみです。異なる味つけの料理の組み合わせ、色どりを考えながら、おかずの詰め方にも工夫が必要です。中学生の子どもシェフたちは、それぞれ細部にまでこだわっていました。

~作品~

 中学生が渾身の力を込めた弁当は、「夏バテ防止」、「食品ロス」、「郷土料理」などをテーマに、作り手の愛情が伝わってきます。レシピは、地域の食材、旬の食材の特徴を生かし簡単に作ることができます。それぞれの工夫が見られるお弁当が勢揃いです。

 審査員長の株式会社山際食彩工房 山際博美様からは「どの料理もとても美味しく、日頃から調理を行っていることがうかがわれました。大切なことは参加することです。これからも、地域の食材を見つめ、感謝する心をもち続けてほしいと思います。」と、講評をいただきました。

 地域の食材を使い、色どりもきれいで、アイディアに富んだ、体に優しい朝ごはん、お弁当でした!