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多様な世界を知る ~ASEAN高校生との交流~ふたば未来学園高等学校

 令和6年10月30日(水)に、ASEAN諸国と東ティモールの高校生11か国総勢110名がふたば未来学園高校を訪問しました。
 この取組は、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の主催で、外務省が推進する「対日理解促進交流プログラムJENESYS」の一環として、スポーツを通じたSDGsへの貢献や社会問題解決に関心を持つ各国高校生が来日し、様々な交流や体験をするものです。
 この日は、2年次生徒全員と訪問団の高校生が、アカデミック系列、スペシャリスト系列、トップアスリート系列のそれぞれの授業に参加しました。来校した高校生は、ミャンマー 東ティモール ラオス フィリピン タイ ベトナム インドネシア カンボジア マレーシア シンガポール ブルネイ(11カ国)です。使用言語は、日本語、英語、インドネシア語、カンボジア語、タイ語、ベトナム語、ミャンマー語、ラオス語(8カ国語)でした。

 ウェルカムセレモニーでは、本校生徒の歓迎の挨拶の後、カンボジアとブルネイの高校生から訪問団代表のご挨拶をいただきました。彼らが話すカンボジア語と英語の響きがとても新鮮に感じられました。
 続いて、クラスに移動後すぐに、日本の学校文化の体験として本校生と一緒に清掃を経験してもらいました。清掃終了後、それぞれの授業では、身振り・手振りを交えながら互いに積極的な交流が行われました。バドミントン、女子サッカー、野球、英語、国語、福祉、農業など多岐にわたります。内容は、例えば、各競技体験の他、ボッチャ、サツマイモ収穫と試食、武道、かるたや福笑いなど、いたるところで工夫をこらした授業が展開されました。

 今回の高校生交流を通じて、生徒たちは世界の多様性を間近に感じることができました。言語、文化、価値観などそれぞれ違っていることに驚くとともに、国際協調の大切さを学びました。世界196の国・地域のことや、世界の課題など様々なことを考えさせられました。


ASEANの高校生の感想


・今日のプログラムで最も感銘を受けたのは、日本の学校が本当に清潔で整理整頓されていたことです。
・サッカー体験では、生徒の皆さんが私たちにとても優しくしてくれました。私の国では全部自分でやるのですが、ここではみんなで助け合っていたので、感心しました。
新しい友達を作ることができました。言葉の壁があっても、私たちとあまり変わらないということに気づきました。
・野球部の生徒の皆さんは信じられないほど情熱的で、チームワークとスポーツマンシップに焦点を当てていて、学ぶことが楽しく身近なものに感じました。

〇 本校生徒の感想


様々な国の状況を知ることができたので楽しかったです。英語の発音やアクセントがいろいろで興味深いです。私も他の国や来てくれた人たちの国に行ってみたいと思いました。
(来年ふたば未来学園で開催される)WWL高校生国際会議に参加したいと思います。また、海外に行くことができるプロジェクトに参加したいです。
・世界には多様な人がいると肌で感じることができました。シンガポールから来た男の子は英語で話していたので、その生まれだと思っていましたが韓国人でした。韓国語が使えて、英語以外の交流ができたのはとても良かったです。