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子どもたちが輝く ふくしまの学校

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県内には、福島の良さを大切にした「福島ならでは」の教育を進めている学校や、個別最適化された学び、協働的な学び、探究的な学びへと変革していく「学びの変革」にチャレンジしている学校が…
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#連携

「松実」復興と地域創生に向けて         福島県立二本松実業高等学校(本校舎)

 令和5年4月、福島県立二本松工業高等学校と福島県立安達東高等学校の統合により、福島県立二本松実業高等学校が開校しました。工業科(機械システム科、情報システム科、都市システム科)と県内唯一の家庭科(生活文化科)を併設する専門高校です。「創造」「協調」「責任」の校訓のもと、高い専門性と社会性を身に付けるとともに、学科連携・地域連携による協働的・探究的な学びを通して、「地域産業の中核となる人財の育成」に努めています。  統合校における「地域連携活動」や「学科横断による探究活動」の

5つのいっぱいをめざす古殿小学校          古殿町立古殿小学校

 古殿(ふるどの)町立古殿小学校は、平成23(2011)年4月に6校の小学校(田口、宮本、大原、山上、大久田、論田)が統合し、開校しました。校章は、古殿町の文化と伝統の象徴でもある「越代(こしだい)のサクラ」と「流鏑馬(やぶさめ)の矢」をイメージしたものです。6枚の花びらと6本の矢には、6つの小学校が結束し、力を合わせて未来を切り拓いてほしいという願いが込められています。県内でも数少ない、校庭が芝生である古殿小学校。その中で子どもたちは、5つのいっぱい(あいさついっぱい、とも

われらの謹教!               会津若松市立謹教小学校

 会津若松市立謹教(きんきょう)小学校は、明治6年、大町一ノ町28、29番地に大町小学校として創立されました。そしてその玄関には、当時、会津随一の書家であった佐瀬得所(させ とくしょ)に依頼し、大書していただいた「謹教堂」の額が掲げられていました。なお、「謹教」という語は、孟子の梁恵王章句(りょうけいおうしょうく)にある「謹庠序之教(しょうじょのおしえをつつしみ)」からとったものであり、「庠序(しょうじょ)」とは中国古代の郷学の意が転じて学校という意味で、「学校の教えをつつし