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ふくしま教育通信 2024年4月号           Vol.239


はじめに
 春は何かを始めたくなる季節です。冬の長い眠りから目覚めるかのように、自然が息を吹き返し、桜の花が咲き誇ります。この美しい季節には、新しいことを始めるには最適な時です。春は新たな始まりの象徴であり、多くの人々にとって希望や夢を感じさせるからです。

 例えば、新年度が始まるこの時期には、新しい学校や職場での生活がスタートします。子供たちは新しいクラスメイトや教師と出会い、大人たちは新しい職場環境に適応していく必要があります。春は人々が新しい環境や挑戦に適応しやすい季節と言えるでしょう。

 また、春は心のリフレッシュにも適した季節です。自然の中で過ごす時間は、冬の間に溜まったストレスや疲れを解消し、心を癒す効果があります。新鮮な空気を吸いながら、花々の美しさを楽しむことで、心が洗われ、新たな気持ちで日々を過ごすことができるでしょう。

 このように、春は何か新しいことを始めるのに最適な季節です。自然の再生とともに、私たち自身も新たなスタートを切るチャンスを持っています。何か新しいことにチャレンジしたいと考えているなら、春がその第一歩を踏み出す素晴らしい時期かもしれません。日常に何か小さなことをプラスして新しい季節を楽しみましょう!

「リレーエッセイ」

福島県教育委員会教育長 大沼 博文

 新しい年度が始まり、福島県の学校も新しい取組が始まりました。公立の夜間中学校もその一つです。学び方が変わることで、「学び」とは何かを再確認することになります。答えのない問いに、どう対応していくのか。時代の変革に立ち向かう教育の挑戦について考える教育長からのメッセージをお伝えします。

「日々の思い」  四役挨拶

 4月に着任された教育庁理事兼政策監と教育次長から就任のご挨拶をいただきました。
 また、県立高校改革監と庁参事からは年度当初のご挨拶をいただきました。
 VUCAの時代を乗り切るための思いを込めた四役のご挨拶をご覧ください。

「子どもたちが輝くふくしまの学校」

  平田村立小平小学校

  福島県立福島工業高校

 福島県内の各小学校・中学校・高校・特別支援学校の取り組みを紹介する「子どもたちが輝くふくしまの学校」。
 今回ご紹介するのは、平田村立小平小学校と福島県立福島工業高校の2校です。小平小学校では地元の方々との活動をとおして、子どもとたちが伸び伸びと成長する姿を見ることができます。福島工業高校では工業高校ならではの実習をとおして、地元企業との連携を積極的に行っています。あふれ出る2校の取り組みをご覧ください。

「編集後記」 教育総務課長 柾木 渉

 堀家課長からバトンを引き継いだ柾木課長からの就任挨拶となります。福島市出身である課長の思い出から引き出される福島県教育への思いをお伝えします。