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輪切りのススメ!

 まるで「万能薬!?」と言われるほど栄養素が豊富なはちみつ。そのはちみつと一緒に食べてもおいしい、煮てよし、焼いてよし、生ではもちろんの別名「医者いらず」とも呼ばれる果物といえば、何でしょうか?
 12月7日(木)、福島県立福島明成高等学校の高校生が学校で栽培した旬の果物を手に、福島県庁に来てくれました!!
 9月14日は梨とメロン、9月29日はジャムの販売で来てくれた福島明成高校生。別名「医者いらず」と呼ばれるくらい栄養がある旬の食べ物とは何か、高校生への「突撃インタビュー」とともにご紹介します。

1 「医者いらず」とは?

 絵本『空とぶじゅうたん(アラビアン・ナイトの物語より)』、『ラッセのにわで』『はりねずみ かあさん』に出てくる、今が旬の果物といえば何か分かりますか?
 思い浮かばない方には、さらにヒントを。『ウィリアム・テルの物語』『白雪姫』といえば・・・もうおわかりですね。そうです。今回、福島明成高校生が持ってきてくれたのは、りんごです。
 栄養豊富な果物、「りんご」。外国のことわざで、An apple a day keeps the doctor away(1日1個のりんごは医者を遠ざける)と言われるくらい、りんごには栄養があります。カリウムやビタミンC、食物繊維などが含まれていて、疲労回復をはじめ、高血圧の予防やコレステロールの低下に役立つそうです。そのため、別名「医者いらず」とも呼ばれています。

夏の猛暑や11月の強風など、厳しい気候でしたが、高校生の愛情でたわわに実りました!!
輪切りにしたときに星形のミツがあるのが甘くて美味しいりんご。外見からミツ入りのりんごを見分けるコツは、全体的に赤くて、お尻(下)の部分が黄色がかっていて丸いもの、だそうです。


2 福島明成高校生に聞いてみました!

 今回も販売していた高校2年生に突撃インタビュー!!
Q今回のりんごの品種は何ですか?
Aふじです。学校にはふじや王林、シナノスイートなどのりんごの木があって、ふじは30本くらいあります。
Q受粉はどうやっていますか、ミツバチ?風?
人工受粉です。
Q受粉の経験はありますか?
Aあります。花粉がJAで売っているので、それを買って、綿(わた)に花粉を軽くつけて、咲いている花一つ一つにつけて受粉させます。
Q収穫はどのようにして行いますか?果樹用のハサミを使うのかな?
A実の下の方を持って上に向かってあげると、ポキッと枝から取れます。

 皆さんは、りんごをどのようにして食べていますか?私は縦に包丁を入れて一つ一つ皮をむいて食べています。もちろん、種のところは両端から中心に向かってV字に切り込みを入れ、芯をカット。おいしいミツのところを捨てることになるので、もったいないなぁと思っていました。すると、高校生からオススメの食べ方が!
 「皮をむかずに輪切りにして食べると、芯のギリギリのところまで食べることができて美味しいです!それに、皮に一番栄養があります!」
 なんと、輪切りにすると切るのが楽なことに加えて、芯に近いミツの部分もしっかり食べることができて美味しくて、ゴミも減らせてフードロスにもつながり、皮に含まれる栄養素も捨てずに体に取り入れることができるとのこと!!輪切りは一石二鳥ならぬ、SDGsも取り入れた一石四鳥。ぜひ皆さんもお試しください。

今年はりんごの開花が早く、授業とのタイミングが合わなかったことから、先生が受粉。いつもは桜が散り終わる4月下旬~5月頃にりんごの花が咲くため、高校生が受粉を担当するそうです。


今回も、高校生の笑顔とりんごの香りで、心のエネルギーは満タンです!
福島明成高校の皆さん、また福島県庁に来てください!!

前回の記事についてはこちらからご覧ください。

福島県立福島明成高等学校のnoteサイトや学校のHPもぜひご覧ください。


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