マガジンのカバー画像

子どもたちが輝く ふくしまの学校

49
県内には、福島の良さを大切にした「福島ならでは」の教育を進めている学校や、個別最適化された学び、協働的な学び、探究的な学びへと変革していく「学びの変革」にチャレンジしている学校が…
運営しているクリエイター

#生徒

自然首都・只見に位置する高校と輝く生徒たち               福島県立只見高等学校

記事の概要 本校は全日制普通科各学年1学級、全校生徒85名(令和6年度)の小規模な学校です。しかし、その人数からは想像できないような多様な生徒たちが、非常に活発で充実した学校生活を送っています。そのような学校生活を可能としている要因とは、一体どのようなものなのでしょうか。今回はそんな只見高校の魅力をご紹介します! 1 「地域みらい留学」って何?~只見町山村教育留学制度~  「地域みらい留学」は、日本各地にある魅力的な公立高校の中から、住んでいる都道府県の枠を超えて、自分

新しいけど伝統校                                                           ~喜多方桐桜高校の今と歴史と魅力~     喜多方桐桜高等学校

記事の概要 喜多方桐桜高等学校が既存校2校の統合によって誕生して10年あまり。商業と工業を学べる地域の専門高校として、生徒が元気に活動しています。 実は統合以前の既存校の歴史を含めるとその歴史は100年以上。さまざまな場面でその長い歴史が反映されている学校です。そんな〝新しいけど伝統校〟あるいは〝伝統あるけど新しい〟といった本校の一面をご紹介します。 1 5連覇達成!経営マネジメント科(商業科)喜多方とともに 「そこで私たちは、観光客の年齢層と観光の目的に注目し、次の研究

生徒一人一人を大切にし、地域社会から 信頼される学校へ   福島県立白河第二高等学校

記事の概要 本校は、今年で創立76周年を迎える県南地区唯一の夜間定時制高校です。勤労と学業の両立を通して、社会人としての自覚と自主及び自立の精神を養い、思いやりのある豊かな心を持った人材の育成を図っています。 生徒の主体的な活動を支える取り組みとして、「進路ストーリー」に基づき、卒業後を見据えたインターンシップなどの活動をサポートするほか、「特色ある校内活動」を通した豊かな人材育成、「地域とのつながり」を深めるための活動、「健康・体力増進」に向けた取り組みを実践しています。

地域と共に「南会津中ならでは」を目指して                      南会津町立南会津中学校

記事の概要  本校は、会津地方の南西部に位置し、山々に囲まれた緑豊かな環境の中にあります。「南郷トマト」の生産地やひめさゆりの群生地として有名な地域です。平成25年に伊南中学校、南郷中学校の統合により誕生した学校で、令和4年度に創立10周年を迎えました。本校の校章は、地域住民の方と生徒から公募したデザインを基にして作成されました。開校時から、地域と連携しながら日々、郷土愛を育む教育活動を実践している本校の特色を紹介します! 【地域の資源を生かした体験活動の充実】1 高清水

「未来を創る この場所から」 学校名 福島県立原町高等学校

記事の概要 本校は、昭和14年創立の相馬商業学校を前身とし、昭和23年の学制改革で原町高等女学校と合併し発足しました。令和元年に創立80周年を迎え、相双地区の進学指導重点校として日々学習に打ち込むとともに、部活動や生徒会活動に主体的に取り組んでいます。また、地域の「相馬野馬追」や「サムライフェス」等のお祭りや地域でのボランティア活動にも積極的に参加しています。  さらに、「福島イノベーション・コースト構想」の実現を担う人材育成のため、地域の研究機関や企業等と連携した教育プロ

宇宙を旅した幻のそば 地元の中学生5人が守る味

少人数学校の特色を生かした体験型授業2017年3月末に避難指示区域解除となった福島県伊達郡川俣町の山木屋地区にある町立山木屋中学校は、全校生徒数5名(1年生1名、2年生2名、3年生2名)という小規模な学校です。少人数の学校の特色を生かし、生徒一人ひとりの個性に応じた丹念な学習指導を実施しています。なかでも注目されているのが体験型授業。山木屋太鼓(和太鼓)演奏や、田んぼリンクでのスケート教室など少人数だからこそできる取り組みが満載なんです。そんな体験授業から今回は地元住民との交