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子どもたちが輝く ふくしまの学校

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県内には、福島の良さを大切にした「福島ならでは」の教育を進めている学校や、個別最適化された学び、協働的な学び、探究的な学びへと変革していく「学びの変革」にチャレンジしている学校が…
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#農業

校訓「創造・協調・責任」の教えを胸に-安達東校舎の取り組み-            福島県立二本松実業高等学校(安達東校舎)

 令和5年4月、福島県立二本松工業高等学校と福島県立安達東高等学校が統合し、福島県立二本松実業高等学校が開校しました。  安達東校舎では総合学科の特色を生かして学びの幅を広げ、生徒一人ひとりの学びたいニーズを大切にして希望進路の実現を目指しています。「農業コース」「家庭コース」「福祉コース」「教養コース」の4つの専門コースに分かれて学習しています。それぞれのコースでの特色ある学びや、地域と連携した探究的な学びについてご紹介します。 1 特色ある学び (1)農業コース  

新生 白河実業高等学校の取り組み          福島県立白河実業高等学校(白河校舎&塙校舎)

 令和5年4月、福島県立白河実業高等学校と福島県立塙工業高等学校の統合により、新生 福島県立白河実業高等学校が開校しました。  本校は、工業科(機械科、電気科、電子科、建築科)と商業科(情報ビジネス科)、そして令和6年度まで学びを継続する農業科の3つの大学科を有する県内唯一の専門高校です。「勤勉」「至誠」「創成」の校訓のもと、高度な専門性と豊富な経験を生かし、地域社会の産業や文化の発展、地域創生に貢献する人材の育成に努めています。  今回こちらの記事では、【白河校舎】における

Frontier Spirit “拓魂”の息づく小中一貫校  西郷村立川谷小学校・川谷中学校

 西郷(にしごう)村立川谷小学校と川谷中学校は、那須連山のふもと、国道289号線沿いにあり阿武隈川の源流地帯にあります。この地は、戦後の開拓によって切り拓かれた広い農地や宅地を生かして、酪農や特産のジャガイモなどの穀物栽培が営まれています。本校は、村立の小中一貫校であり、小学1年生から中学3年生まで共に学んでいます。そのため、世代を超えたコミュニティが生まれ、多様性を受け入れることと同時に、小学生のうちから社会での自分の役割を確認することができます。  今回は、「川谷ならでは

新生会津農林高校の新たな挑戦           福島県立会津農林高等学校

 福島県立会津農林高等学校は、令和5(2023)年の4月に耶麻(やま)農業高校と統合し、新生「会津農林高校」としてスタートしました。本校は、校訓「未来創造」「耕土耕心」「誠実礼和」のもと、会津地区の職業教育推進校として生産科学科、環境科学科、食品科学科、地域創生科を持つ農業系の専門高校です。商品開発を学ぶことで、農業及び農業関連産業のグローバル化へ対応した起業的・創造的な学習に力を入れて取り組んでいます。そんな会津農林高校の教育活動の一端を紹介します。 1 インターネット販