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ふくしま教育通信                        2024年10月号 Vol.245

はじめに
 今月のサムネイルの写真は、会津まつり協会様よりご提供いただきました。雨の中の藩公行列、みんな傘をさす中、馬上の人、行進の人はレインコートなしでの参加となりました。さすけねがったがい。よぐやったこと。(美人女優のまね。)
 各地で大小さまざまな祭りが繰り広げられています。豊穣への感謝と先祖への供養、さまざまな祈りを込めて祭りを楽しみましょう!


特別企画 令和5年度教育者表彰(文部科学大臣表彰)受賞者寄稿                                                                                               福島市立吾妻中学校長 福地 裕之(ふくち ひろゆき)

 生きていたら、今頃 ――。亡くなった人への思いは絶えることがありません。いつも見守ってもらっている、いつも思い出している、心の中での語らいは私たちに安心と平穏と郷愁をもたらします。

リレーエッセイ                                     県立高校改革監 佐藤 隆広(さとう たかひろ)

 紙の本を読むこともめっきり減ってきました。デジタルで読む本は流し読みできるような本が多いように思います。やはり、じっくりと向き合う本は紙がいいように思うのは、すでに懐古主義なのかもしれません。そうはいってもやはり、手触り、匂い、デジタルにはないものを求めて、紙の本に触れたいと思うのです。

日々の思い                                                                 文化財課長 後藤 雅樹(ごとう まさき)

 皆さんの好きな文化財は何ですか?大玉村の「馬場桜」、今年は咲かず、国の天然記念物から外れてしまう恐れがあるそうです。根に菌が入ってしまい、根が枯れてしまったようです。このニュースを聞いて、文化財を大切に思う気持ちが芽生えていたところに、文化財課課長の文化財への思いを覗える文章を拝見することができました。

子どもたちが輝くふくしまの学校

大玉村立玉井小学校(たまのいしょうがっこう)

 少子化が話題になる昨今ですが、福島県の中にも子どもの数が増えている小学校があります。この玉井小学校もその1つ。地域の人の温かい支え、幼稚園・小学校・中学校の縦のつながり、その魅力的な取組についてご紹介します。

福島県立本宮高等学校

突然ですが、「フォトロゲイニング」というものをご存じでしょうか?

本文より

 新しく町を見直す取組から、古くからある技術の伝承など、本宮市と本宮高校をつなぐ活動についてご紹介します。本気で探究し、成果につなげた本宮高校の焼き芋の活動は、令和5年度「高校生社会貢献活動コンテスト」で最優秀賞を受賞しました。

編集後記                                      教育総務課長 柾木 渉(まさき わたる)

 生成AIにも得意分野・苦手分野があるって知ってますか?Chat-GPTは冗談を理解できるくらい会話が得意だけど、2年くらい前の情報しか出せないし嘘もつく。Geminiは新しい情報をできるだけ正確に伝えようとするけれど、正しいことを述べようとするあまり、人情味に欠ける。私はそんな違いも含めて生成AIが好きなのです。教育総務課長は、どんなふうに考えたのでしょう。生成AIに対する課長の所見をご覧ください。

読んでいただき、ありがとうございました。