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ふくしま教育通信 2024年1月号           Vol.236

はじめに

 このたびの令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 先行きの見通しが立たない生活を送っておられるかと思います。どうか被災された皆さま、被災地の復興のためにご尽力されている皆さま、そしてご自身も被災者でありながら避難所の運営などにあたっておられる皆さま、健康第一に、一日も早い復興をお祈りいたしております。

 さて、令和5年4月から福島県教育委員会公式noteサイトにリニューアルした「メールマガジン『ふくしま教育通信』」。
 リニューアル第10回目となる「メールマガジン『ふくしま教育通信』」の1月号の構成は、「リレーエッセイ」、「日々の思い」、「子どもたちが輝くふくしまの学校」(2校3本)、そして「編集後記」の6本立てです。ぜひご覧ください。

「リレーエッセイ」
福島県教育委員会教育長 大沼 博文(おおぬま ひろふみ)

 2024年の始まりにあたり、大沼教育長の思いがあふれているエッセイです。1月4日に行った仕事始めの式で、福島県教育委員会としてどうありたいか。第7次福島県総合教育計画に掲げている“福島ならではの教育”をさらに深化させていくにあたり、教育長自身が自らに問いかけ、問い続けている言葉とは何か。そして能登半島地震で被災した子どもたちに寄せた被災地への思い。大沼教育長の思いを受け取ってください。

「日々の思い」
高校教育課県立高校改革室長 中野 正人(なかの まさと)

 栃木県との県境にある西郷村の旭岳にその端を発し、福島県の中通り地方を北流し、最後は宮城県から太平洋に注ぐ阿武隈川。河口から福島市までは約85kmくらいあるでしょうか。そのような、河口から遠く離れた福島市の阿武隈川で、中野室長は何か見つけたようです。見つけたものは一体何か、そしてそのことを通して、「ふるさと」やこれから大人になる子どもたちと教育にどのような思いを馳せたのでしょうか、ぜひご覧ください。

「子どもたちが輝くふくしまの学校」
浪江町立なみえ創成中学校
福島県立二本松実業高等学校(本校舎)
福島県立二本松実業高等学校(安達東校舎)

 福島県内の各小学校・中学校・高校・特別支援学校の取り組みを紹介する「子どもたちが輝くふくしまの学校」。
 今回ご紹介するのは、浪江町立なみえ創成中学校と、福島県立二本松実業高等学校の本校舎と安達東校舎の3つ。震災前、小学校6校と中学校3校があった浪江町。9校(すべて閉校)の思いを受け継いで創立したなみえ創成中学校では、「創成」という校名に様々な願いや思いを込め、地域と支え合い、地域とともに歩みながら新たな学校の取組を進めています。そして福島県立二本松実業高等学校は、今年度統合した学校で、「地域産業の中核となる人財の育成」を掲げて、学びのフィールドを地域に広げ、校外での学びも充実させるなど、地域連携による学びや学科横断による探究活動などを行っています。2校が、地域とともに歩みながら行っている特色ある学びについて、ぜひご覧ください。

「編集後記」
教育総務課長 堀家 健一(ほりいえ けんいち)

 「ふくしま教育通信」の最後は、堀家課長の「編集後記」です。共働きの家庭の場合、家計の管理はさまざま。二人のお金を一つにまとめて二人ともお小遣い制、得意な方がお金の管理をして一人だけお小遣い制、一人の収入を生活費にしてもう一人の収入をすべて貯蓄・・・など多種多様。では堀家課長の家計管理はどうなっていて、買いたいものがあったらどうしているのでしょうか。読後は、根拠に基づく交渉術を駆使してみたくなる・・・はず。