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美人画の雪月花 培広庵コレクション展 会期残りわずか

みんなが読書できる社会をつくる~福島県立図書館の読書バリアフリー推進への取り組みをご紹介します~

福島県の高校生必見! 「UCLプログラム派遣事業」 参加者募集!

ふくしま教育通信 2024年4月号           Vol.239

子どもも教職員もワクワクする学校に  教育長 大沼 博文 

美人画の雪月花 培広庵コレクション展 会期残りわずか

好評開催中の展覧会「美人画の雪月花 培広庵コレクション展」も会期の折り返しを過ぎました。164点もの美人画を一堂に見られる絶好の機会。5月12日(日)までです。  竹久夢二の「夢二美人」に代表される憂いを含んだ女性像や、モダンなライフスタイルを反映した新しい女性たちの姿が大正から昭和初期にかけて数多く描かれました。  長い時間と情熱をかけてそうした「美人画」を蒐集してきた培広庵氏のコレクションから、上村松園や北野恒富、島成園、土田麦僊ら京都大阪を主に活動の舞台とした画家や、

みんなが読書できる社会をつくる~福島県立図書館の読書バリアフリー推進への取り組みをご紹介します~

はじめに 私たちは、普段当たり前のように紙でできた活字の本を読んでいます。しかし、様々な理由によりこうした本をそのままでは読めない、読みづらい方が多くいます。  福島県立図書館では、「読むこと」に関する障がい等の有無にかかわらず、誰でも読書ができる読書バリアフリーを推進するため様々な取り組みを行っています。福島県教育委員会公式noteでは、過去にデイジー(DAISY)をご紹介しました。  今回はより幅広く、読書バリアフリーを知るために役立つ情報をご案内します。 ※紹介する

福島県の高校生必見! 「UCLプログラム派遣事業」 参加者募集!

 福島県教育委員会では、イギリスの大学で行われる「英国教育体験プログラム」(「UCL-Japan Youth Challenge 2024」)へ本県の高校生3名と引率教員1名を派遣します。英国への渡航費用及びプログラム参加費等は県負担です。(上限あり。一部は参加者負担。)  「UCL-Japan Youth Challenge 2024」とは、平成27年7月に福島県と覚書を締結しているロンドンの総合大学「UCL(University College London、ユニバーシ

ふくしま教育通信 2024年4月号           Vol.239

はじめに  春は何かを始めたくなる季節です。冬の長い眠りから目覚めるかのように、自然が息を吹き返し、桜の花が咲き誇ります。この美しい季節には、新しいことを始めるには最適な時です。春は新たな始まりの象徴であり、多くの人々にとって希望や夢を感じさせるからです。  例えば、新年度が始まるこの時期には、新しい学校や職場での生活がスタートします。子供たちは新しいクラスメイトや教師と出会い、大人たちは新しい職場環境に適応していく必要があります。春は人々が新しい環境や挑戦に適応しやすい

子どもも教職員もワクワクする学校に  教育長 大沼 博文 

新しい出会いの季節 新年度が始まって3週間が経ちました。この間、学校では入学式をはじめ、子どもたちを迎える諸々の準備、年度始めの体制づくりなど、やるべきことが山ほどあって、先生方にとってはとても忙しい日々だったことと思います。  一方で4月は、授業や部活動など多くの場面で、子ども同士、子どもと教職員との間に新しい出会いが生まれる素敵な時期でもあります。  16日(火)、福島県初の公立夜間中学が福島市に開校しました。天神スクールと名づけられた同校には、様々な事情により義務教育か

四役挨拶

就任のご挨拶教育長理事兼政策監 伊藤 賢一(いとう けんいち)  このたび、教育庁理事兼政策監に就任しました伊藤賢一です。  県教育委員会は、これまで県立学校事務で3年、教育庁で5年勤務しておりますが、今回は20年ぶり、この間に東日本大震災及び原子力発電所事故が発生し、その前後で本県の教育を取り巻く環境も大きく変わっているものと思います。  私自身は、震災直後の放射線問い合わせ窓口を始め、除去土壌の中間貯蔵施設等に携わったほか、会津大学及び県立医科大学双方での復興関係業務