図書館・美術館・博物館だより

文化芸術の保存・継承、交流、発信の拠点となっている福島県の文化施設からのご案内です。福島市にある県立図書館は、120万冊以上の蔵書を誇り、「本の森」へと誘います。県立図書館に隣接する県立美術館は、信夫山と日本庭園で自然豊かな憩いの場を演出し、ゆったりとした気持ちで芸術に触れることができます。そして会津若松市の鶴ヶ城(若松城)三の丸跡地にある県立博物館では、福島県の旧石器時代から現代までの歴史・文化・自然を楽しみながら学ぶことができます。県立図書館・県立美術館・県立博物館とも、企画展やテーマ展、イベントを随時開催しています。ぜひ耳より情報をチェックしてください!

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美人画の雪月花 培広庵コレクション展 会期残りわずか

好評開催中の展覧会「美人画の雪月花 培広庵コレクション展」も会期の折り返しを過ぎました。164点もの美人画を一堂に見られる絶好の機会。5月12日(日)までです。  竹久夢二の「夢二美人」に代表される憂いを含んだ女性像や、モダンなライフスタイルを反映した新しい女性たちの姿が大正から昭和初期にかけて数多く描かれました。  長い時間と情熱をかけてそうした「美人画」を蒐集してきた培広庵氏のコレクションから、上村松園や北野恒富、島成園、土田麦僊ら京都大阪を主に活動の舞台とした画家や、

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みんなが読書できる社会をつくる~福島県立図書館の読書バリアフリー推進への取り組みをご紹介します~

はじめに 私たちは、普段当たり前のように紙でできた活字の本を読んでいます。しかし、様々な理由によりこうした本をそのままでは読めない、読みづらい方が多くいます。  福島県立図書館では、「読むこと」に関する障がい等の有無にかかわらず、誰でも読書ができる読書バリアフリーを推進するため様々な取り組みを行っています。福島県教育委員会公式noteでは、過去にデイジー(DAISY)をご紹介しました。  今回はより幅広く、読書バリアフリーを知るために役立つ情報をご案内します。 ※紹介する

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福島県立図書館 令和6年4月の館内展示

福島県立図書館では、館内各所で様々な展示を行っています。 令和6年4月の展示をご紹介します。 企画展示芸術としての本づくり 武井武雄と豆本の世界 童画家であり童話作家であった武井武雄の刊本作品を中心に、芸術作品ともいえる、美しい本の数々を紹介します。 場所:入口付近 企画展示コーナー 期間:4月5日(金曜日)から6月5日(水曜日) 時事展示花と緑に囲まれて 緑萌ゆる季節です。草花やガーデニングなど、花と緑に関する本を紹介します。 4月の特集は「桜」です。 場所:公開図書室

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福島県立図書館 令和6年3月の館内展示

福島県立図書館では、館内各所で様々な展示を行っています。 令和6年3月の展示をご紹介します。 企画展示週刊朝日:100年を振り返る 日本で最初に創刊された総合週刊誌の『週刊朝日』が、創刊から101年の2023年で休刊となりました。県立図書館所蔵の『週刊朝日』の中から紹介します。 場所:入口付近 企画展示コーナー 期間:2月28日(水曜日)から4月3日(水曜日) 時事展示防災について考える~東日本大震災から13年~ 東日本大震災から13年が経過しました。 防災や自然災害につ

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いつか大人になる君へ

福島で学び、育つ皆さんは、自分の未来をどんな色で描くのでしょうか?このコーナーでは、かつて子どもだった大人が、いつか大人になる福島の子どもたちに向けたメッセージを送ります。

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【安達東校舎】薬物乱用防止教室

福島県警の県北少年サポートセンター 安齋かおり氏を講師にお迎えし、 薬物乱用防止教室を実施しました。 なぜ薬物がいけないのか? 薬物に手を出してしまうと、どのようになってしまうのか?などを 写真、イラストで説明をいただきました。 薬物の誘惑に負けない、自分で危険に近づかないなど学習しました。 大麻は、「ゲートウェイドラック」として薬物乱用への入口となる。 市販薬も、用法容量を守って使用することが大切です。 薬物など断るコツ。 「はっきりと断る」「その場から離れる」など自

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いじめ防止推進校の紹介(第3回)広野町立広野中学校・生徒会

子どもたちを取り巻く環境が変化する中、さまざまな関係機関と連携・協力して、いじめの未然防止、早期発見・対応、適切な支援につなげていくことはとても大切なことです。 今回は、いじめ防止に積極的に取り組む県内3つのいじめ防止推進校の活動をお届けする全3回シリーズの最終回。いじめ防止に対する自分たちの思いやアイデアを生かし、全校生でいじめゼロに向けて歩んだ広野中学校の取組を紹介します。 【学校紹介・学校の課題】本校は、地元の広野小学校出身の生徒と、JFAアカデミー福島に所属する全国

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いじめ防止推進校の紹介(第2回)下郷町立下郷中学校・生徒会

子どもたちを取り巻く環境が変化する中、さまざまな関係機関と連携・協力して、いじめの未然防止、早期発見・対応、適切な支援につなげていくことはとても大切なことです。 今回は、いじめ防止に積極的に取り組む県内3つのいじめ防止推進校の活動をお届けするシリーズの第2回目。中学生ならではの気づきや小さなつぶやきをいじめ防止に役立てようとする取り組みを紹介します。第2回目は、下郷町立下郷中学校のみなさんです。 【学校紹介】本校の生徒会では、いじめ防止を推進するにあたり、 ○令和元年度より

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全ワークショップのアーカイブ動画を公開!

高校生meet up! 進学・しごとのギモン ヒント発見ワークショップでは、福島で活躍する様々な分野のセンパイ社会人が、福島の高校生に向けてしごとの特徴や「ふくしまで働く良さ」をお伝えしてきました。 YouTubeチャンネルでは、令和5年度に開催した全10回(公務員(事務職)・デザイン・製菓・公務員(技術職)・保育士・理美容・教師・農業(果樹等)・看護師・医師)のアーカイブ動画(Long/Short ver.)を公開しています。 目次から、気になるテーマのアーカイブをご覧

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学びの変革への挑戦  県立中学校・県立高校 編

本県の県立中・高校では、複雑な社会の課題を主体的に解決する力の育成に向けて、地域を学びのフィールドとした探究活動に力を入れています。ここでは、学びの変革に挑戦する各校の魅力ある取組や生徒の活躍を紹介します。

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学びの深化!(R6版)

地域の方々と保護者、学校が一体となって学校運営を行う 「コミュニティー・スクール」(CS)に指定され、今年度で5年目! 4月8日には25名の新入生を迎え 総勢60名で令和6年度の学びがスタートしました。 今年度も「蕎麦」と「米」を学びの柱に、 各学年が探究活動を進めていきます! 昨年度との大きな違いは、 上級生が下級生の探究活動の講師として、 年間を通じて活動すること! これまでも、行事の際には学年の垣根を越えて 協力しながら取り組んでいましたが、 これを更にバージョ

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【探究推進部】はじめまして!探究推進部です!~ファーストタッチセミナーの巻~

探究推進部スタートしました!  「探究推進部」note担当です。生徒の探究活動を支える部署で、今年度から創設されました。よろしくお願いいたします。  主体的かつ協働的な探究活動をとおして、生徒一人ひとりが自分自身の生き方や人生、つまり「進路」について真剣に考えて選択ができるように、サポートしていきます。 今年度のテーマ「いのちを守り、地域の文化をつなぐ」  すべての始まりは、13年前に起こった東日本大震災とそれによる原発事故です。この相双地区は甚大な津波被害と地球規模で

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令和6年度デュアル実習調印式

 令和6年度田村市版デュアルシステム調印式が4月23日(火)に本校の大会議室にて開催されました。  調印式では、運営協議会長の田村市長 白石高司様から御挨拶をいただきました。  協定書の調印では、実習企業を代表して特別養護老人ホーム ハッピー愛ランドたむら、保護者代表、本校校長が調印を行いました。  最後に実習生代表として、船引高校3年の代表生徒が「実習させて頂けることに感謝し、田村市に貢献できる人材になれるよう、精一杯学びたい」と決意を述べました。  今年度は、3年生24

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子どもも教職員もワクワクする学校に  教育長 大沼 博文 

新しい出会いの季節 新年度が始まって3週間が経ちました。この間、学校では入学式をはじめ、子どもたちを迎える諸々の準備、年度始めの体制づくりなど、やるべきことが山ほどあって、先生方にとってはとても忙しい日々だったことと思います。  一方で4月は、授業や部活動など多くの場面で、子ども同士、子どもと教職員との間に新しい出会いが生まれる素敵な時期でもあります。  16日(火)、福島県初の公立夜間中学が福島市に開校しました。天神スクールと名づけられた同校には、様々な事情により義務教育か

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学びの変革への挑戦 特別支援学校 編

福島県では、共生社会の実現に向け、地域と学校との連携を進め、障がいのある子どもたちが就学前から卒業後まで切れ目なく、地域で共に学び、共に生きることのできる特別支援教育の充実を進めています。ここでは、各校の県立特別支援学校の取組を紹介します。

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竹田綜合病院×会津支援学校竹田校 『あいづっこ相談』スタート!

 はじめまして!『地域支援センターあいづっこ』です🌸  『地域支援センターあいづっこ』は、竹田綜合病院の中にある会津支援学校竹田校に設置されている相談機関です💁  今年度も、私たち『地域支援センターあいづっこ』と竹田綜合病院が連携し、5月から『あいづっこ相談』をスタートします!  お子さんについて悩んでいることや困っていることがありましたら、私たち地域支援センター員(竹田校教員)が御相談をお受けいたします!  解決方法を一緒に考えていきましょう!ぜひお気軽に御活用くだ

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国語『桐寿苑のみなさんに福島県立博物館を紹介しよう』

 中学部2学年の国語の授業では、生徒が自分の考えを分かりやすく伝えるために表現を工夫したり、相手の話を聞いて自分の考えを広げたりする力を育むために、福島県立博物館と連携して学習に取り組んでいます。  3学期は、会津三島町にある特別養護老人ホーム『桐寿苑』に入所しているみなさんに、福島県立博物館の特集展『古い道具と昔のくらし』をDouble3というロボットを用いて紹介しました。 福島県立博物館の学芸員さんと打ち合わせ  まずは、学芸員の西尾さんと展示品の紹介方法について打

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ありがとうを伝えよう!(YouTube)

 3月9日「サンキューの日」に合わせて、普段はなかなか言えない感謝の気持ちを伝えてもらいました。3月8日に卒業した高等部3年生が中心に出演していますので、ぜひご覧ください。  ありがとうと言われると、自分も相手も良い気持ちになります。当たり前のことに目を向けて、日頃の感謝をまわりの人に伝えてみましょう。 https://www.youtube.com/channel/UCIslBWT6DF_0aGc9ZQ1N1Ng ↑↑↑  YouTubeチャンネルはこちら!  ↑↑↑

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木工製品を寄贈しました

 高等部情報工業科では、旋盤やフライス盤、溶接などの金属加工の他、木材加工や製図、CAD、コンピュータに関する知識や技術の習得に向けた学習に取り組んでいます。  今年度、地域貢献活動として、株式会社ツボイ様より無償で提供いただいた木材を活用したものづくりに取り組んで来ました。一般社団法人ヒューマニティ―幼保学園より、注文のあった製品が完成し、2月27日(火)に届けに行って来ました。最終仕上げは、本校の生徒たちが先生となり、園児とともにくぎ打ちや装飾などを行いました。  ま

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編集室から

本サイトの編集担当のつぶやきです。

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ふくしま教育通信2024年4月号     編集後記

着任の御挨拶 ~対峙~ 堀家前教育総務課長よりバトンを受け取りました、柾木と申します。小中高校時代まで福島市で過ごし、この度、文部科学省より地元へ戻ってまいりました。  久しぶりに住む福島の風景は、福島駅前、国道4号線沿い、お世話になった学校など、だいぶ様変わりしています。一方で、目前にそびえ立つ信夫山の荘厳さやそこにある安心感、春めいた頃に感じる空気の匂いなど、変わらないものもあり、穏やかな気分で4月を迎えることができました。  今年3月に内示をいただき、ありがたいことに異

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ふくしま教育通信 2024年3月号            編集後記「道程」              教育総務課長 堀家 健一

暖冬の影響か2月まではあまり降らなかった雪が3月に入ると思い出したかのように降っては解ける、そんな不思議な3月。梅の花が芽吹き始め徐々に春の足音が近づいてきています。 福島県に赴任して2年。一緒に来てくれた妻と娘たちには心から感謝です。家族で来たことで、行政官としてだけでなく、1人の県民・市民、父親、保護者として、福島県の生活にどっぷり浸かることができました。 福島で小学生になった長女は4月で3年生に。素敵なお友達にも出会い、伝統文化や芸術、豊かな自然にも触れ、感受性豊か

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県立高校卒業式「明るい未来へ 出発進行!」

 2月最終日の昨日。3月になるというのに雪に変わりそうな空模様の中、湿った道を県庁から駅まで歩いて行くと、福島駅東口がひときわ華やかに彩られていました。  ユーカリをベースにアンスリウムやアナンキュラス、ダリアなどが配され、真ん中には天を突き抜けるように淡いピンク色のユリと早咲きの桜が。その間には 「卒業おめでとう」の文字が・・・  3月1日は県立高校の卒業式。それに合わせてJR福島駅さんが飾ってくれたのでしょうね。(いつも高校生を見守ってくれる駅のみなさん、心遣いあり

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ふくしま教育通信 2024年2月号            編集後記「いつかの出会いに思いをはせて」   教育総務課長 堀家 健一

 2月に入りました。寒波が来て雪が積もる日もあれば一転、春のような暖かさで雪がすっかり解ける日も。暖かい日が来ると過ごしやすさを感じる一方、凜とした朝の空気や雪が積もった明るい夜中、不思議と暖かい空気感など、冬が過ぎ去っていくもの悲しさを感じます。  今年の夏、お祭りで貰った小さなユーカリの木を庭に植えました。コアラが食べる葉っぱのイメージがあるので寒い冬は大丈夫かなと心配していましたが、雪が積もっても元気いっぱい。気がつくとすくすく伸びています。娘たちも「こんなに大きくな

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