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ふくしま教育通信                            2025年2月号 vol.249

はじめに
 福島県内では2月4日から大雪が降り積もり、会津地方を中心に生活に甚大な影響を受けており、今後も予断を許さない状況が続いています。被害を受けられた方、ご苦労をされている皆様にお見舞いを申し上げます。

 そんな中、猪苗代湖にしぶき氷を撮影に行ってきました。道が細くつるつるで、生まれたての小鹿のような足取りでようやくたどり着くと、そこには美しい猪苗代湖と壮大な磐梯山。冬しか見ることのできないしぶき氷。
 雪国にとって冬はとても苦労の多い季節ではありますが、「この冬があるからこそ」のものも多いように思いました。冬がなければ桜は満開になることもできず、温かい場所で過ごし、冬を幼虫で過ごしたカブトムシは成虫になることができません。
 冬の苦労を乗り越えて(今年のようなドカ雪は困りものですが、美しい景色も楽しみながら)、次の季節の英気を養いましょう!


リレーエッセイ                                          教育委員 正木 好男(まさき よしお)

 メディアは情報を伝えてくれる生活に欠かすことのできないツールです。メディアから得る情報を元に私たちは行動を起こすことも多いです。しかし、その情報が「嘘」や「誇張」や「都合」だけで構成されているとしたらどうでしょうか。メディアを活用する私たちの心構えは大きく変わるでしょう。子どもが見るという視点でのメディアに対する要望です。受け手の責任として捉えられがちですが、発信側の責任をもう少し大きく考えてほしいと思います。

日々の思い                                     特別支援教育課長 根本 健一(ねもと けんいち)

 原発事故から14年。未だ収束の目途がたたない事故処理の問題。そんな中でも着々と時間が経過し、なんとか元に戻ろうとする動きも進んできました。地元の特別支援教育を支える「ふたば支援学校」の校舎が完成し、落成式が行われ、感慨深い気持ちになりました。ここから、これから、ともに、の思いをお伝えします。

子どもたちが輝くふくしまの学校

南会津町立荒海小学校

 南会津の田島地域にある小学校の神々しい雪景色。創立150周年、とのことですがこれは、福島県の成立より前のことです。子どもたちが生き生きと活動する学校の様子をご覧ください。

福島県立白河高等学校

 福島県の進学校として躍進する白河高校の日常をお伝えします。クラス対抗のイベントは力一杯盛り上がり、熱い先生の講義に生徒も応えます。文武両道の取り組みをご覧ください。

編集後記                                      教育総務課長 柾木 渉(まさき わたる)

 小学校・中学校・高校等で卒業までのカウントダウンが進んでいます。先日、小学校で授業を行った課長の小学生へのメッセージです。


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