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行かないなんて、もったいない!       福島県立視覚支援学校 理療科

模擬裁判選手権オンライン大会準優勝者に聞く 10の質問

ふくしま教育通信                2024年9月号 vol.244

2024年9月号 リレーエッセイ      オリンピックで気づく「日本らしさ」をつくるもの                                 教育委員 成澤 勝蔵

夏の終わり                     社会教育課長 小林 雄

地域が支える 渡辺ならではの教育活動いわき市立渡辺小学校

行かないなんて、もったいない!       福島県立視覚支援学校 理療科

 9月25日(水)、福島県立視覚支援学校理療科による臨床実習が福島県庁県民ホールで実施されました。お昼休みを利用した職員や来庁した一般の方々が無料でマッサージ体験を受けることができました。  その感想は…、次長の顔を見れば一目瞭然ですね!もうこの表情以上の感想はありません。  では、福島県立視覚支援学校理療科についてご紹介いたします。視覚支援学校では、見えづらさのある方々への職業課程として、理療科が設置されています。この理療科では現在、5名が学んでいます。40代の方も学んで

模擬裁判選手権オンライン大会準優勝者に聞く 10の質問

 8月3日(土)に実施された模擬裁判選手権オンライン大会で見事準優勝に輝いた福島高校チームのメンバーに10の質問に答えていただきました。 質問1 模擬裁判選手権に参加することを決めた理由はなんですか?  チーム代表の大宮が、昨年11月に開催された「女性弁護士に聞いてみよう!弁護士ってどんな仕事?」という郡山市で開催されたシンポジウムに参加した際、弁護士の先生から大会のことを教えていただきました。もともと法や弁護士に興味があったので、弁護士や検察官の方々から直接手ほどきを受

ふくしま教育通信                2024年9月号 vol.244

はじめに  地球は温暖化と寒冷化を繰り返しています。2万年から10万年の周期で。ただいま、まさに間氷期(温暖化)のまっただ中。これに加えて、人間の活動により30倍の速度で最高気温が上昇中です。これから寒冷化が始まるのはおよそ5万年後(人間の活動により10万年後となる説あり)。この気温上昇はまだ道半ば。過去の地球の活動を参考にすれば、あと2~4℃の上昇が見込まれます(人間の活動によりさらに上昇する可能性あり)。これから5万年、どうやって耐えていけばいいのでしょう。100年後に

2024年9月号 リレーエッセイ      オリンピックで気づく「日本らしさ」をつくるもの                                 教育委員 成澤 勝蔵

 今年開催されたパリオリンピック・パラリンピックで多くの日本選手が最後まで諦めずに活躍した姿に感動を与えてもらいました。勝利する姿はもちろんのこと、勝利できなかったときの姿にも、日々の練習の姿を見て取ることができ、心からエールを送ることができました。誰一人として1日や2日の練習で選手になったのではなく、活躍の陰には日々の練習、勝利のための考察、食事管理など様々な努力があったと思います。  色々な競技を見ていて、ここぞというときに力を発揮しミスを恐れずチャレンジする姿が多く見受

夏の終わり                     社会教育課長 小林 雄

 今年の夏は暑かった。  気象庁の発表によると、今年夏の日本の平均気温が平年を1.76度上回り、1898年の統計開始以降で最高だった昨年に並び、2年連続で最も暑い夏となりました。  厳しい残暑はまだまだ続き、「9月も夏だと思って対策をしてほしい」との呼びかけも聞こえます。  暑い夏はまだ終わりそうもありませんが、毎年、私の熱い夏は、甲子園が終わると、終わりを告げます。  私の今年の熱い夏は、8月23日の京都国際高校の初優勝で幕を閉じました。  新基準バットが採用されて初の夏

地域が支える 渡辺ならではの教育活動いわき市立渡辺小学校

記事の概要 いわき市立渡辺小学校は、昨年度(令和5年度)で創立150周年を迎えた歴史ある学校です。本校がある渡辺町には「青少年育成市民会議渡辺支部」や「渡辺地区ふれあい会」、「防犯協会渡辺支部」などの団体があり、渡辺公民館とも連携を図りながら子どもたちの体験活動を支えてくださっています。今年5月には、「青少年育成市民会議渡辺支部」の取組の1つである「田んぼの学校応援団」が、県内では唯一の環境大臣表彰を受賞しました。その活動を中心に、地域に支えられた渡辺小学校ならではの教育活