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令和6年度ふくしまっ子ごはんコンテスト表彰式

令和6年度ふくしまっ子ごはんコンテスト最終審査会                    子どもシェフたちの熱戦の様子をお伝えします。

演劇によるコミュニケーション能力育成事業モデル校レポート(南相馬市立原町第二中学校)

ふくしま教育通信                                 2024年12月号 vol.247

「御舘(みたて)校のことなど」                   特別企画 令和5年度教育者表彰(文部科学大臣表彰)受賞者寄稿            鈴木 芳人(前 安積高校校長)       

2024年12月号 リレーエッセイ       「VUCAは今だけ?」                         教育庁 庁参事 関場 智彦

令和6年度ふくしまっ子ごはんコンテスト表彰式

 令和6年12月7日、福島市の杉妻会館で「ふくしまっ子ごはんコンテスト表彰式」が行われました。今回は「ふくしまっ子ごはんコンテスト」の概要とともに、表彰式の様子をご紹介します。 ふくしまっ子ごはんコンテストの概要 福島県教育庁健康教育課では、献立の作成や食材の準備、調理等、ごはんを主食とした一連の食事作りを通して、生活習慣の改善や朝食摂取を基本とした望ましい食習慣の形成を図るとともに、米を中心とした日本型食生活や地場産物について関心を高め、未来を担う健康でたくましいふくしま

令和6年度ふくしまっ子ごはんコンテスト最終審査会                    子どもシェフたちの熱戦の様子をお伝えします。

 福島県教育庁健康教育課では、献立の作成や食材の準備、調理等、ごはんを主食とした一連の食事作りを通して、生活習慣の改善や朝食摂取を基本とした望ましい食習慣の形成を図るとともに、米を中心とした日本型食生活や地場産物について関心を高め、未来を担う健康でたくましいふくしまっ子を育むことを目的に「ふくしまっ子ごはんコンテスト」を実施しています。今年で16回目の開催となります。  令和6年10月14日、公益財団法人福島県学校給食会において応募のあった17,401点の中から一次審査、二次

演劇によるコミュニケーション能力育成事業モデル校レポート(南相馬市立原町第二中学校)

福島県教育委員会では「演劇によるコミュニケーション能力育成事業」を展開し、県内の小学校1校、中学校2校、高等学校3校をモデル校として指定し、県内の児童生徒のコミュニケーション能力を高める実践に取り組んでいます。 今回は、モデル校の一つ「南相馬市立原町第二中学校」で12月5日に行われた実践を紹介します。 講師であるNPO法人PAVLIC(パブリック)の皆さんと、明るく元気なあいさつを交わしていたのは原町二中の2年生です。今日が初めての活動となります。 NPO法人PAVLI

ふくしま教育通信                                 2024年12月号 vol.247

はじめに 「イルミネーションって、どうして冬にやるか知ってる?」 イギリス在住の友人が言いました。そう言われてみれば、夏にやっても良さそうです。「イギリスってクリスマス・お正月に家族にプレゼントをするんだよね。そうするともうお金がなくなっちゃって、暗い気持ちになって自殺者が増えるんだよね。そういう人を励ますためにイルミネーションは冬なんだよ。」なるほど、明るく楽しそうなイルミネーションにはそんな効果があったのか。日本でもクリスマスにお年玉。心温まりそうな親戚づきあいがお財布

「御舘(みたて)校のことなど」                   特別企画 令和5年度教育者表彰(文部科学大臣表彰)受賞者寄稿            鈴木 芳人(前 安積高校校長)       

 私は、令和6年3月31日、安積高校での勤務を最後に退職いたしました。昭和61年、大学を卒業して都立高校教諭となった日に始まり、日々の課題に向き合い過ごした38年間の教員生活でした。この間、県教育委員会での期間を除き7校に勤務しましたが、少子化の進行など教育を巡る状況は著しく変化し、また、管理職になって以降は、東日本大震災・原子力発電所事故に始まり、相次ぐ地震、豪雨災害そしてコロナ禍と、その都度、対応に追われることが続きました。良き同僚や生徒諸君との出会いに恵まれ、職を全うす

2024年12月号 リレーエッセイ       「VUCAは今だけ?」                         教育庁 庁参事 関場 智彦

 このnoteにおける年度初めの挨拶で、VUCAの話をしましたが、その後、ある雑誌の記事で「将来が予測不可能なのは今だけなのか?」という文章を目にしました。その時からちょっと気になるフレーズではあったのですが、先日、この9月に南相馬市小高区に全面オープンした「縄文の丘公園」を訪れたときに、改めてこのことを思い出しました。  縄文遺跡に造られたこの公園は、太平洋に近い台地の上にあります。縄文人が生活していた頃は海に突き出た岬であり、観察館となっている貝塚も今は台地の斜面上です